なんとなく毎日を送っていると、アっという間に5年や10年が過ぎてしまい、本当にやりたいことが出来ずに終わってしまうことがある。
そんな、亡き父の「人生でやりたいことリスト」を見つけた娘が、叶わなかった父の夢を達成させようと大奮闘! 生きている実感を味わえるようになり、リストにある全ての項目を2020年までに達成する予定だというのだ。
・亡き父の「人生でやりたいことリスト」を発見
米ニューヨーク州在住で38歳のローラ・カーニーさんは、自身のブログに、実家で父親のミックさんが遺した「人生でやりたいことリスト」を発見したと綴っている。
2003年、彼女の父親は54歳の若さで、携帯電話で会話をしながら運転していた女子高生が起こした事故に巻き込まれて他界。突然人生を終えることとなった彼が、29歳だった1978年当時に、破ったノートのページに60の項目をリストとして書き残していたのである。
・兄と一緒に父のリストを達成することを決意!
そこには、「少なくとも2020年まで健康に暮らして長生きする」や「歌を5曲録音する」、「子供達に最大限の愛を注ぎ、最高の教育を与えて最高のお手本を示す」といったことが書かれていたのだという。
なかには、「法王と文通して大統領と会話を交わす」という実現が難しそうな目標もあったが、それを見たローラさんは兄のデイブさんと協力して、父が生きたいと望んでいた2020年までに、リストにある全ての項目を達成しようと決心したのである!
・今までなかったほど「生きている実感」を味わうことに!
最近ローラさんは、亡き父のリストのひとつである「10マイル(約16キロ)をぶっ続けで走る」という目標を達成。「運転中の携帯電話使用で起こる交通事故防止」を支援するマラソン大会に出場して、見事に完走したのだ。
ローラさんは、父親の ‟やりたかったこと” をひとつひとつ成し遂げていくことで、今までなかったほど「生きている実感」を味わっているとブログに綴っている。
筆者の父親も亡くなる前に、「人生で出来なかったことが沢山あって、正直なところ悔いが残っている。だから後悔のないように、やりたいことは元気なうちに全てやっておきなさい」との言葉を残してくれた。なので、筆者はその言葉に従うべく、着々と ‟やりたいことリスト” をこなしているところである。
ローラさんの父親のように「まだまだ先は長い」と思っていても、いつ不慮の事故などで命を落とすか分からない。やりたいことリストは、前倒しぐらいの勢いで達成していくべきなのかもしれない。
参照元:Facebook @Laura Carney、MY FATHER’S LIST(英語)
執筆:Nekolas