どこでも飛行機で飛んで行ける現代では、船で旅していた大昔に比べたらグっと世界が小さくなったとも言える。
しかし、そんな時代になっても、世界には ‟超~たどり着くのが困難な場所” が存在している。なんと、タイミングを逃したら到着まで3カ月もかかってしまう島があるというのだ!
・タイミングがズレたらピトケアン諸島へは3カ月もかかる!
‟超~たどり着くのが困難な場所” について解説した動画で、まず取り上げられているのが太平洋上に浮かぶ英領土ピトケアン諸島だ。島には空港がないため、イギリスからピトケアンまで行こうと思ったら、ロンドンから米ロサンゼルスまで飛行機に乗り、そこからタヒチへ行く必要がある。
ここまでに1日かかり、タヒチからマンガレヴァ島へのフライトへ乗り換えるのだが1週間に1度しか飛ばないうえ、飛行時間も5時間30分かかる。そこからピトケアン諸島に行くわけだが、同島には物資を運ぶ船が3カ月に1回しか運行しないため、船を逃してしまったら3カ月以上も島に行くのに時間がかかってしまうことになる。
個人で船に乗ったとしても32時間もかかるというから、本当にたどり着くのが困難な島であることには変わりない。
・ロンドンからたどり着くのに最低でも1週間かかる島
そして、お次は南インド洋に浮かぶケルゲレン諸島だ。この島も、マダガスカル島東方に位置するレユニオン島から物資を運ぶ船が3カ月に1度行くだけで、しかもレユニオン島からケルゲレン諸島まで6日間も船に揺られなければならないというのだ!
ロンドンからケルゲレン諸島へたどり着こうと思ったら、船の運航日に合わせた旅程を組んでも、最低でも1週間もかかってしまうことになる。
・一番登頂が困難な山は!?
そして、世界最高峰の山はエベレストだが、今までに約4000人の登山者が登頂しているため ‟一番登頂が困難な山” とは呼べない。
では、一番登頂が困難だと言われているのは、どの山なのだろうか!? なんでも、パキスタンにあるムチュ・チヒッシュ山は標高7453メートルを誇り、今までに頂上を目指した人は2人のみで双方共に登頂に失敗。ムチュ・チヒッシュの山頂は、いまだに人類未踏の地なのである。
ほとんどの場所に飛行機で行けるようになったとはいえ、エコノミークラスにしか乗れない筆者は、やはり長時間のフライトは辛いものだ。次こそは「エグゼブティブで!」と思うのだが、なかなか実現しないのか悲しいところである。
▼「超~たどり着くのが困難な場所」を解説した動画はこちら