茶色と黄色のパッケージでおなじみの乳飲料、雪印コーヒー。この雪印コーヒー、1963年発売開始というから、今年でなんと55年目を迎えるという。
本日2017年3月1日、そんなロングセラーの味をトーストやパンケーキに塗って楽しめる『雪印コーヒーソフト』が発売された。いったい “パンに塗る雪印コーヒー” とはどんな味なのだろうか? その味を確かめてみたのでご報告するぞ。
・都内のイトーヨーカドーで発見
前述の通り、『雪印コーヒーソフト』は雪印コーヒーをパンスプレッドにアレンジした商品だ。雪印メグミルクの発表では触れられていないが、商品名にある “ソフト” も、きっと同社の定番マーガリン「ネオソフト」を意識しているに違いない。
そんな雪印コーヒーソフトの発売日に都内のイトーヨーカドーに立ち寄ったところ、同商品を発見。見慣れたデザインがそのままパッケージに採用されており親しみやすい。ちなみに、販売価格は税込203円であった。
持ち帰ってパッケージを開けると、ネオソフトと同じプラ製の容器が確認できる。さらに容器のフタを開けると……いよいよパンスプレッドとご対面! コップに注いだ雪印コーヒーと見比べると雪印コーヒーソフトの方が、かなり色は薄い。
・まずはそのまま味わう
まずは、雪印コーヒーソフトをそのまま味わうと、口の中で溶けてゆくと同時にコーヒーの風味とほのかな甘み、そしてやや強めの塩味が感じられる。まさに雪印コーヒーとネオソフトをミックスしたような味わいだ。
・トーストに塗って食べてみる
さらに焼きたてのトーストに塗って食べてみると……ウマッ! サクッというパンの香ばしい食感とともにコーヒーの風味がフワッと香る。甘さ控えめで塩味が強めなので、味が締まっていて食べやすいぞ。
濃い甘みやコーヒー感を期待している方は物足りなく感じるかもしれないが、マーガリンのように日常的に使っても食べ飽きない味が好印象だった。同社が、パンケーキやカステラ等と相性が良いと言うのも納得だ。
さりげない味わいが特徴の雪印コーヒーソフトは、幅広い組み合わせが楽しめそうなコーヒー風味のパンスプレッドだ。雪印コーヒーが好きな方はもちろん、いつもトーストにマーガリンを塗って食べている方にも、ぜひ一度お試しいただきたい。
参考リンク:雪印メグミルク「ニュースリリース(pdf)」
Report:K.ナガハシ
Photo:Rocketnews24.
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▼「雪印コーヒーソフト」
▼「雪印コーヒー」と比べると色はかなり薄め
▼コーヒーの風味とほのかな甘み、そしてやや強めの塩味が感じられた
▼焼きたてのトーストに塗って食べてみると……
▼さりげない味わいが好印象だったゾ!