2020年の東京オリンピックの競技として採用されたことで確かな地位を確立した、空手。中国拳法の影響を受けながら、琉球王国時代の沖縄で生まれたとされる人気の武道だ。
激しい打撃もさることながら、空手の形を披露する「演武」でみせるキレのある動きと緊張感にはいつも圧倒されるばかり……と思いきや! 全く緊張感を感じさせない不思議な映像を見つけたのでご紹介したい。
・「空手の演武」に注目
“トゥットゥットゥッ、トゥルルットゥットゥットゥ~” という何とも言えない歌声から始まるこの動画。その後も、ゲーム風のBGMや効果音が入っていたりと不明点は多いが……それはさておき、最も注目すべきは「空手の演武」である。
動画の20秒あたりのところで、3人空手家がキリッと姿勢を正したように見えたその次の瞬間! えっ、えぇぇぇえええーーー!? 面白いくらいに3人の形の動きが全く揃っていないではないか!!
・緊張感が伝わってこない
続いて、新たな2人の空手家が形を披露しはじめるのだが、こちらも完全にバラバラ。画面手前をよく見ると審査員らしき人物が2名以上いるようなので、選手が個別に採点されている可能性も考えられるが、それにしても緊張感が伝わってこない演武である。
様々な流派がある空手。この自由でのびのびとした雰囲気がこの流派の特徴なのかもしれない。さて、2020年の東京オリンピックではどんな試合風景が見られるのだろうか。今後はますます空手から目が離せなくなりそうだ。
▼全く揃っていない空手の演武がこちら