私事でありますが、つい先日39歳になりました。織田信長は「人生50年」と詠っていましたから、戦国武将なら晩年に差し掛かる年齢です。これまで大きな病気もせずに過ごして来られましたので、頑丈な体に産んでくれた両親に改めて感謝する次第です。ヨシオさんとジュンコさん、本当にありがとう。
さて、39歳を迎えた当日、ありがたいことに多くの方からお祝いのメッセージをいただきました。その中で「39歳は “サンキュー” だから、感謝の歳なんだよ」と教えてもらいました。ふむ、39歳は感謝の歳……非常にいい言葉ではありませんか。
・40代にリーチ
39歳を迎えるにあたり、私(P.K.サンジュン)は「ついに40代にリーチか」と、どちらかというとネガティブなイメージを持っていました。30を超えてくると誕生日もおめでたいことではなく「また1つ老けてしまった」と感じる人も多いのではないでしょうか。
歳を重ねることが「素敵なことなのか」それとも「ネガティブなことなのか」はさておき、人間誰しも感謝の気持ちは常に持っていたいものです。普段から持っているつもりでも、ついつい当たり前になって忘れがちになるもの、それが「感謝の気持ち」と言えるでしょう。
・感謝の気持ちを持つ方法
さて、感謝の気持ちを持つのは意外と簡単です。昔、修学旅行先のお寺でお坊さんがこう仰っていました。「それが無くなったら、いなくなったら」と想像するのです。家族や友達でもいいでしょう、普段から使っているモノでもいいかもしれません。
例えば毎日のようにパソコンを使っている人ならば「もしパソコンが無くなったら」と想像してみて下さい。きっと大いに困ることでしょう。そう思えば、パソコンを発明した人はもとより、工場でパソコンを組み立てた人、はたまた電気を発見したエジソンにすら感謝の気持ちが湧いてくるに違いありません。
通勤に電車を利用している人ならば、電車の運転手さんや整備士さんに。毎日コーヒーを飲む人ならば、メーカーやバリスタさん、豆農家のみなさんに。この方法ならば驚くほどスムーズに「感謝の気持ち」を持てるのです。
・39歳は感謝の歳
もちろん、身近な人でもOKです。私も家族や友人たちはもちろん、職場のみんなにも感謝の気持ちでいっぱいです。女装癖があって時々いやらしい目で見てくる編集長にも、舌バカのクセにグルメ通ぶる佐藤にも、突然タメ口になる7コ下の中澤にも、感謝の念が尽きません。
というわけで、日本全国にお住まいの39歳、もしくは間もなく39歳を迎えるみなさん。今年は例年以上に感謝の気持ちを持って過ごしてみてはいかがでしょうか? きっと素敵な1年になると思いますよ。
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼たくさんお祝いのメッセージいただきました。アザス。