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肉をガッツリ食べてェェェエエエ! でも、焼肉食べ放題や、ステーキなどを食べに行くほどの金はない!! そんな時、私(中澤)はB級グルメを食べる。繁華街を歩けば、そこかしこに立ち並ぶ牛丼屋、すた丼屋、ハンバーグ屋の数々。世はまさにB級グルメ戦国時代だ。

そんな時代の最先端を行く店が、東京・虎ノ門にあることをご存じだろうか。溢れかえる肉・肉・肉。しかし、その実態は……なんとそば屋! 肉の嵐と極太麺がくんずほぐれつ絡み合う『肉そば ごん』は、そばファンだけでなくガッツリ系B級グルメファンも要チェックだぞーーーーーー!!

・若いサラリーマンの集まるそば屋

ウマいそば屋を求めて色んな街を放浪する「立ちそば放浪記」。本日は虎ノ門をぶらぶら。虎ノ門と言えば、高層ビルが立ち並ぶサラリーマンのメッカである。道行くオフィスレディーとスーツ姿のサラリーマン。

ちょうど昼時なこともあって、店外まで行列になっている飲食店も多い。そんな行列店の1つに若いサラリーマンが並ぶそば屋を発見した。サラリーマンの集まるそば屋に悪い店はなし
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・値段設定は少し高め

小さい看板に「ごん」と筆のような書体で書かれたその店は、注意しないと通りすぎてしまいそうなシンプルさだ。このシンプルさで行列ができるというところもポイントが高い。看板メニューを見ると、どうやら肉そばの店のようだ。値段は1000円台と少し高めなようにも感じるが……。
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入店してすぐの券売機で「特製肉そばA(1300円)」を購入。店内は満席だったが、“ぎゅうぎゅう” 感はなく余裕がある。そして木のカウンターがきらめいているように見えるくらいピカピカだ。「爽やかな兄ちゃん」という感じの店員さんの笑顔もピカピカ。席につくと、比較的すぐにメニューが出てきた。
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・卵にくぐらせて食べるそば

「特製肉そばA」は、肉増し、メンマ、味ねぎが具で入っている肉そばで、小皿に生卵がついてくる。どうやら、この卵にそばをくぐらせて食べるのがスタンダードなようだ。
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・肉の嵐

それにしても、「ドカーン!」とした器に溢れかえる肉々しさよ。「これそば入ってるか?」と疑ってしまうくらいの肉・肉・肉の嵐。そんな牛肉を掘っていくと、下からそばが顔を出す。そばさんチャース! 底にタレがあるらしく、太麺のそばは私を挑発するようにテラテラ光っていた。ひと口食べてみたところ……
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そばと濃い口のつゆがマッチしていてウマい! つゆが焼肉のタレのようなかなり強い味なのだが、その濃さに太い麺が負けておらず、バランスは良いように感じた。つけ麺に近い濃さである。
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・信じられるか? これ、そばなんだぜ

肉やメンマと一緒に食べると、そんなつけ麺感がさらにアップ! ただ、やはり濃い味のため、半分くらいで飽きてくる。そこで活躍するのが生卵だ。肉やそばもろとも卵にくぐらせると、これまでと全く別の景色が見えた。濃いつゆの辛みがまろやかになったこの味は……そう、すき焼きうどん! 次々と表情を変える味に箸が止まらねェェェエエエ!!
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信じられるか? これ、そばなんだぜ……。そんなセリフが脳裏によぎるこの店。結果的には1300円でも大満足な内容だった。これぞ次世代ガッツリ系B級グルメを担う味! あえて言おう「高コスパである」と!!

・今回紹介した店舗の情報

店名 肉そば ごん
住所 東京都港区西新橋2-13-3
営業時間 11:30~15:00 / 17:00~23:00
定休日 土・日・祝

Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

▼信じられるか?
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▼これ……そばなんだぜ
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