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クリスマスの定番曲として、世代を超えて愛される曲がある。ポップデュオ「ワム!」の『ラストクリスマス』もそのひとつだ。そのメンバーだった世界的シンガーのジョージ・マイケルが亡くなっていたことが、2016年12月25日に発表された。享年53歳、まだまだ活躍できる歳だっただけに、残念というよりほかない。

・世界的ヒット曲を連発

ジョージは、学生時代の友人アンドリュー・リッジリーとワム! を結成し、1980年代の音楽シーンで大ヒットを連発した。『ラストクリスマス』だけでなく、『ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ』や『ケアレス・ウィスパー』など、世界的に知られるヒット曲が数多くある。

・ソロとしても成功

ワム! が解散した後に、ソロシンガーとしてリリースしたアルバム『フェイス』もまた爆発的なヒットを遂げている。タイトル曲は後に、ミクスチャーコアバンド「リンプ・ビズ・キッド」がカバーし、世代を超えて愛される曲となった。

・フレディの追悼ライブ

余談だが、私(佐藤)は中学生の時に、このアルバムを聞いたことを良く覚えている。92年にクイーンのフレディ・マーキュリー追悼ライブでジョージが、クイーンメンバーと共に『サムバディ・トゥ・ラブ』を歌っていた姿が今でも忘れられない。まるで、ジョージにフレディの魂が宿ったように、神がかっていたからだ。

まさかそのジョージが、こんなに早く、しかもクリスマスに死亡が明らかになるとは。心から冥福をお祈りする。

参照元:朝日新聞
執筆:佐藤英典
イラスト:Rocketnews24