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家に居ながら、欲しいものが簡単に手に入る通信販売。忙しい時や、雨で出かけられない時も便利で、利用している人は多いだろう。また、日本にはない海外の商品まで購入できるのも魅力である。

そんな「通販の利用額」に関するランキングを2016年11月17日、日本通信販売協会が公開した。その中の『通販大好き県はどこ?』というランキングで、3位の「宮城県」と2位の「千葉県」を抑えて1位に輝いたのは……!

・通販好きの都道府県は?

全国の男女1万人を対象に「1年間の通販利用総額」を聞いた今回の調査。20代~60代までの幅広い年代の回答であることから、公平なデータと言えるだろう。はたして最も通販利用額が多い都道府県はどこなのか。まずはトップ10からご覧いただきたい。

第10位:福岡県(9万7400円)
第9位:高知県(9万7875円)
第8位:福島県(9万8600円)
第7位:愛知県(10万558円)
第6位:大阪府(10万2458円)
第5位:埼玉県(10万4792円)
第4位:京都府(10万6125円)

上位は消費者の多い大都市を抱えた府県が多く、さらに7位からは10万円を超えていた。全国平均額は8万8379円であるから、それと比べても通販の利用が盛んと言えるだろう。また、6位に大阪、4位に京都と関西圏が上位にランクインしたのも特徴だ。

そしていよいよTOP3の発表。栄えある1位に輝いたのは以下である!

第3位:宮城県(10万7188円)
第2位:千葉県(10万9750円)

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第1位:東京都(11万4025円)

やはり……と言うべきか、2位の千葉と約5000円の差をつけて東京が1位だった。

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県民性研究の第一人者である矢野新一さんによると、「東京都民の利用金額が多いのは、東京が江戸時代以降、日本の中心地として栄え、目の肥えた人が多いため、いいものを買っているから」とのこと。日本の首都ならではの価値観が反映された結果となった。

ちなみに、全国でもっとも通販利用が少なかったのは石川県の7万488円で、東京とは約4万円もの差があったのは驚きである。便利であるがゆえ、ついつい高額商品を見ることもある通販だが、くれぐれも買い物のしすぎには注意しよう。

参照元:日本通信販売協会「県民通販大調査」
執筆:りょう