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牛丼のファーストフードチェーンと言えば「吉野家」と「松屋」の2トップと認識している人は多いだろう。だが、関西人にとっては「なか卯」もなかなかどうして侮れない。確かに、存在感こそ2トップには劣るけど、関西風うどんが食べられるのは「なか卯」だけなんや。

2016年11月9日、そんななか卯に「生うに丼」なるものが登場したのをご存知だろうか。惜しみなく敷き詰められたうにといくら、メニュー写真を見るとなか卯史上最高額の890円も納得の豪華さである。そこでさっそく注文してみたところ……なんかメニュー写真と全然違う気がするんだけど……。

・メニュー写真と違う実物

マジかあ。これマジなのか。そんな思いでもう一度「生うに丼」のメニュー写真を見直す。ほとんどご飯が隠れるくらい、うにといくらが敷き詰められた写真に「生うに丼(890円)」との記載。注文は間違っていないようだ。

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・明らかに具が少ない

では、目の前に置かれたスカスカのコレは何だ? 改めて実物を見てみたが、ご飯が半分以上露出していて「頭半分」で注文してしまったのかと不安になるレベル。

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しかし、「頭半分」という食券がそもそもないし、私は店員さんに食券を渡しただけだ。ということは、これがデフォルトで間違いない。逆に全俺が泣いた。メニュー写真はどうやって撮ったのだろうか? そのカメラマンの腕は称賛に値する。

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一応、具が寄っているんじゃないかと、うにを持ち上げて確かめてみたが、すぐにご飯が「いらっしゃい!」と顔を出した。お前は桂文枝か。ハッ! そういえばいくらはどうした!? 見回すと、端っこで申し訳なさそうにしているいくらを発見した。そこにいたのか、山瀬まみ

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・厳しめの採点

うーん、ともかく食べてみよう。味さえ新婚さんならOKだ。パク……なるほどなるほど、なるほどね。例えるなら、バツ1のうにといくらが熟年結婚したような味と言っておこう。

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最後に、大阪出身の私(中澤)。同郷のなか卯にはぜひ頑張ってもらいたいと思っているし、牛丼界の2トップに負けてほしくもない。そんな思いからついつい厳しい意見となってしまったが、今後のなか卯には人一倍期待している。

Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

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