スポーツを見る上で美しいシーンといえば、なんと言っても「フェアプレー」だろう。試合は勝敗を争う戦いとはいえ、選手に感情移入できるのは相手を敬う気持ちがあってこそ。どんな手を使っても勝てばいい “ジャギ様” のような戦い方だと、どれほど優れていたとしてもヒールとなり、見ている方はいい気がしない。
勝つまでのプロセスが大事なのは、プロだろうがアマだろうが関係ないが、アルゼンチンのサッカーで心温まる光景があったと話題になっている。はたして何が起きたのか。さっそく、動画「Nene le ata los Cordones a su Rival de Futbol」でチェックだ!
・子供の試合
動画に映し出されるのは、子供の試合でコーナーキックを迎えたシーン。子供たちがゴール前に密集しているが、よく見ると離れたところで全く動かない2人の姿がある。何事かと視線を移すと……な、なんと!
・相手の靴ひもを結んであげる少年
1人の少年が対戦相手の靴ひもを結んであげているではないか! おそらく、ほどけていることに気づいたのだろう。試合中にもかかわらず、その少年は相手を助ける選択をしているのである。なんという優しさ!
・チビッコたちのフェアプレー
さらにその光景を見た仲間も試合を中断させ、靴ひもを結ぶ少年のもとに駆け寄るからまた美しい。チビッコの試合とはいえ、相手を思いやるフェアプレーは見ていて心温まる。きっと彼らは、優しい大人に成長することだろう。