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数あるファストフードチェーン店の中でも、特別な存在感を誇るマクドナルド。良くも悪くも話題になりやすいマクドナルドは、それだけ多くの注目を集めている証拠といえるだろう。長年、ファストフード店のトップを走り続けてきた実績は伊達ではないのだ。

そんなマクドナルドで働く人々は “マッククルー” と称される。「スマイル0円」でもわかる通り、いつも親切丁寧なマッククルーだが、その笑顔の裏では「ちょっとだけイヤなこと」もあるらしい。今回は5年ほどのマッククルー歴を持つ元従業員に話を聞いてみたのでご紹介しよう。

・マッククルー歴5年のYさん

話を聞かせてくれたのは30代女性のYさん。今から10年前まで約5年間をマッククルーとして過ごした彼女は、青春時代のよき思い出としてマクドナルドを思い出すらしい。今回はそんなYさんに、「注文されてイヤなメニュー」を3つ聞いてみたぞ。

・第3位:ソフトクリーム

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「今はわかりませんけど、当時はレジがソフトクリームを作っていたんですよ。液体と固体の中間なのでコツを掴むのが難しく、注文を受けるのがイヤだった記憶がありますね。」

・第2位:てりやきマックバーガー

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「当時『てりやきバーガー作るのは大変だよね』とみんなが言っていた記憶があります。てりやきソースがツルツルで、バーガー自体がずれたりするんですよ。ソースが包み紙に付いたりバンズに付いたりするから、慎重に慎重に作らなければいけないんですね。

だから、てりやきバーガーの注文が大量に入るとキッチンは地獄と化してました。ビックマックの方が大変かと思うかもしれませんが、実はてりやきバーガーより遥かに簡単なんですよ」

・第1位:てりたまバーガー

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「断トツの1位はてりたまバーガーです。期間限定の商品ですが、毎年てりたまバーガーが発売になる時期は、みんなナーバスになっていました。ツルツルのてりやきソースと、同じくツルツルの目玉焼きの相性は最悪です。ジェンガ感覚で作っていたことを覚えています。

お客様に提供するものなので、なるべくキレイに美味しく作りたいとは思っていましたが、滑るし形も崩れやすいしと大変でした。今でもてりたまのシーズンになると『マッククルーたち、頑張れ!』と思いますね」

──と、マッククルー視点だと「てりやきソース」が非常に厄介ということであった。なおYさんは「当時は『てりやきビッグマック』や『ギガてりやきバーガー』は絶対に発売しないでくれと願っていた」とも語っていたから、てりやきソースには相当苦労したのだろう。

・てりやきソースが難敵

ただインタビュー内にもあった通り、理由は「ただ面倒」ということではなく「お客様にいい状態で提供したい」と心がけていたところが素晴らしい。今後てりやきバーガーを食べる際、「マッククルーが慎重に作ってくれたんだろうなぁ」と思うとより美味しく感じるかもしれないぞ。

参考リンク:日本マクドナルド
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
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▼ちなみにこの画像はマクドナルドのソフトクリームではありません。あしからず。
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▼てりやきソースがとにかく厄介らしい。I’m Lovin’ it!
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