会話をしている時は、常に相手の反応が気になるものだ。気心の知れた相手ならまだしも、初対面や大事なビジネスの相手などとなれば状況は違ってくる。
複数の海外サイトから、「相手が不快を示すサイン」を厳選して7つ紹介しよう。これらのサインを知っていれば、重要な場面で会話の上手な切り替えができるかもしれないぞ。
【相手が不快を示すサイン7つ】
1. 首を触る
無意識に首元に触れたり、擦ったりしている動作は、相手が不快に感じているサインになり得るとの意見が。なんでも、神経終末が集まる首元を触ると心拍数が下がり気持ちを静めることができるかららしい。
2. 目をこする
「相手の言動が不快」だった場合、目をこする動作をすることがあるそうだ。
3. 手足がソワソワしている
机を指でトントンと叩いたり、足を何度も組み直す・地面をタップするなどの動作。これらは「焦りやイライラ、怒り」を感じた時にする場合があるとのこと。
4. 咳払いをする
風邪を引いている場合や物が詰まった場合を除いて、咳払いをするのは「緊張や不安」を表すことがある、という見解も。
5. つま先の方向が変
相手の足のつま先が、話をしている相手と違う方向を向いている場合、それは「会話をしたくない」というシグナルになり得るそうだ。
6. アイコンタクトを避ける
相手があなたとのアイコンタクトを避けている場合、相手は居心地の悪さを感じている可能性があるらしい。また誰か他の人に視線が行っている場合、あなたとよりもその人と話したいと思っているサインになることも。
7. 障害物を置く
相手があなた自身や会話のトピックについて不快に感じている場合、あなたとの間に何らかの障害物を置くことがあるそう。それは例えば形ある物かもしれないし、組んだ腕や足かもしれない、のだそうだ。
──以上である。日常でよく目にする仕草が多いため、何気ない動作なのか、本当に不快に感じているのか、見分けが付かない場合もあるだろう。
しかし、自分ひとりでは絶対に成り立たないのが「会話」だ。一方通行ではなく、思いやりのある楽しい会話をするために、相手の反応に気を配ることはとても大事である。今回紹介した7つのサインを、一度よく観察してみては?
参照元:Lifehack、Improve Your Social Skills、indy 100(英語)
執筆:こやぎ
Photo:RocketNews24.