本日2016年9月17日、漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の最終200巻が発売された。それを記念して、同日から30日までの期間限定で、JR亀有駅「こち亀」が占拠しているぞ!
実際に見に行ってみると、フロアや階段、壁やエスカレーターなど、あらゆる場所がこち亀一色で正直ビビった! な、なにこれスゴすぎ……。では、駅構内がどれくらい こち亀だらけなのかご覧いただこう。
・全巻の表紙を展示
週刊少年ジャンプで約40年にわたり連載されたこち亀は、秋本治氏によるギャグ漫画。葛飾区亀有を舞台に警察官・両津勘吉の活躍を描いた同作品は、多くの人に愛されてきた。
亀有駅に来て、まず驚いたのがきっぷ売り場の床面。記念すべきコミック第1巻から200巻まで全ての表紙が展示されているのだ。連載初期から現在にかけて、少しずつ変化している登場キャラクターの顔を見るのも楽しいぞ。
・階段は背表紙
改札を通り、ホームへの階段は背表紙に変身。下から見ると、まるで本棚を眺めているようで、こち亀ファンにはたまらない光景だろう。ちなみに、エスカレーターの手すりにも主人公の両津勘吉などが描かれている。
・両さんが押し売り
壁面のポスターでは、こち亀のキャラがそれぞれ最新200巻を猛アピール。中には、両さんが「買え!!」と完全に押し売りするポスターもあり、いかにも両さんらしい。どの「こち亀広告」も思わず立ち止まって見てしまうレベルで、うかうかしていると電車に乗り遅れてしまいそうだ。
なお、駅員さんによると亀有駅は利用客が多いので、ゆっくり観覧したい場合は休日の早朝がオススメだそうだ。早起きが大変かもしれないが、こち亀の偉大なる歴史を体感できること間違いなしだぞ!
参考リンク:集英社「こちら葛飾区亀有公園前派出所」公式サイト
Report:りょう
Photo:RocketNews24.
▼JR亀有駅には、作者・秋本治先生への感謝の横断幕も
▼コミック全巻の表紙が展示されたきっぷ売り場
▼第1巻の両さんは、こんな顔
▼中期の100巻を迎えると、表情がずいぶん変わったのが分かる
▼階段は背表紙に
▼こち亀キャラが最新200巻を猛アピール
▼両さんの上司・大原部長や……
▼ほぼ4年に1度しか登場しなかったレアキャラ・日暮熟睡男(ひぐらし ねるお)も
▼両さんにいたっては押し売りだ