世の中に星の数ほど存在するカップ麺。その中でも、そば・うどん系に限っては日清『どん兵衛』が最強! と思っているのは私(あひるねこ)だけではあるまい。その『どん兵衛』が、ついに創作系うどんに手を出したというのだ。ほう……実に、興味深い。
本日2016年9月5日に新発売となった『日清のどん兵衛 明太子クリームうどん』。そもそも、うどんと明太子の相性がいいのは周知の事実。それを『どん兵衛』の兄貴が上手いことやってくれているのだから、そりゃ間違いないわな。そこでさっそく食べてみたのだが、結果「お、おう」ってなったぞ。
・『どん兵衛』の新商品発売
スーパー、コンビニを数軒回って『日清のどん兵衛 明太子クリームうどん(税抜205円)』をゲット。いつもの『どん兵衛』と違い、カップヌードルみたいな縦型の容器に入っている。「明太子クリーム」というとパスタを思い出すが、果たして『どん兵衛』との組み合わせはいかに。
・どうした『どん兵衛』
お湯を注いで5分。辺りに明太子の香りが漂ってきた。よくかき混ぜて、ズズっとすする。「明太子クリーム」という名前だけあって、クリーム系のスープが新鮮だ。明太子のピリッとした辛みとツブツブ感も再現されている。ただ、なにか煮え切らない。この感覚は何なのか。
そう、なんとなく薄い。味はしっかりとしているのだが、どこか薄いのである。味に確信が感じられないというか……。あの日本最強レベルの『どん兵衛』ともあろうお方が、一体どうしちまったんだ? もっとこう、ストレートでど真ん中を打ち抜くような気持ちの良さが欲しいぞ。
・チョイ足ししてみた
少し気分を変えてみよう。うどんなら卵が合わないわけがない。「明太釜玉うどん」とかあるしね。そして、さらにクリーミーさとコクを出すために粉チーズも入れてみよう。どうだ、これで新たな風が吹くかもしれないぞ!
このチョイ足しは、私の脳内では完璧な采配のはずだった。だがしかし。マイルドにはなったものの、明太子感が薄れてしまったではないか。何でじゃ! 何で上手くいかんのじゃ!! まるで逃げ場のない袋小路に追い詰められたかのようだ。テルミーホワイ。どうしたらいいのか誰か教えてくれー!
・完全敗北
結局私は、『どん兵衛 明太子クリームうどん』に敗北を喫した。こいつは暴れ馬だ。もう少し手なずける必要があるな……。どうやらさすがの『どん兵衛』先輩も、「明太子クリーム」を乗りこなすにはまだ至っていないご様子。今後もさらなる高みを目指し、頑張ってほしいものだ。
参考リンク:日清(PDF)
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
▼日清のどん兵衛 明太子クリームうどん(税抜205円)
▼明太子のピリッとした辛みとツブツブ感が再現されている
▼しかし、どこか薄いのである
▼試しに粉チーズと卵の黄身をチョイ足ししてみた
▼私の脳内では完璧な采配のはずだったのだが……
▼結局私は、『どん兵衛 明太子クリームうどん』に敗北を喫した