今年もやってきた! 世界各国の激辛料理が大集合する「激辛グルメ祭り2016」が!! 毎年、真夏ど真ん中のこの時期、大久保公園で約3週間もの長きにわたり開催されるこの祭り。去年もレポートした私(中澤)にとっては、すっかり夏の風物詩である。この祭りが終わったらもう秋か……(遠い目)
それはさておき、「激辛」という言葉に引いてしまった人もいると思うが、その辛いだけではなくウマい料理の数々は、激辛料理初心者の私でも十分に楽しめる内容だ。さっそく、祭りに行ってきたので個人的にオススメの3店をご紹介しよう!
・1stラウンドの店舗
期間ごとに店舗を入れ替えて開催されるこの祭り。1stラウンドは8月25日から31日の間で、2ndラウンドは9月2日から11日、3rdラウンドは9月13日から19日まで。1stラウンドに出店しているのは以下の9店舗だ。
・日本ラーメン「蒙古タンメン中本」
・モンゴル・中国料理「モンゴリアン・チャイニーズ BAO」
・中国料理「陳家私菜」
・韓国料理「プングム」
・ベトナム料理「BANH XEO SAI GON(バインセオ サイ ゴン)」
・タイ料理「ヌアサヤム」
・インド料理「サフラン池袋 幻のインド料理」
・中国料理「天府舫」
・とうがらし料理専門店「赤い壺」
赤い赤い赤い! どの店舗の料理も燃えるような赤さを発しているぞ。やっぱり灼熱の暑さだからこそ、料理は赤いに限るよな!! それでは、以下に私のオススメをご紹介したい。
・ヌアサヤム「特製激辛カオマンガイ(1000円)」
食べた中でも抜群のウマさだったのが、ヌアサヤムの「特製激辛カオマンガイ」。
ひと口食べると、ジューシーな鶏肉にコクのある甘いタレとピリッとした唐辛子、オリエンタルな香菜の風味が鼻に抜けてご飯が進む進む! つけ添えのキュウリも「ナイス箸休め」な爽やかさである。そこまで辛くないため、激辛料理初心者にオススメだ。
・サフラン池袋 幻のインド料理「世界一辛いカレー(1200円)」
商品名で堂々と「世界一辛い」とうそぶくこのカレー。
「夢に出る辛さ」と言われた昨年の激辛グルメ祭りのエチオピアカレーしかり、「X JAPAN YOSHIKI伝説 キレ辛カレー」しかり、数々の激辛カレーを食してきた私相手によくぞ言った! 本当に世界一か確かめてやろうじゃないか!! パクリ。
辛っ!!!!!!! ルーが舌に触れた瞬間、ビリビリとする焼けるような感触。噴き出す冷や汗、一瞬でカラカラになる喉。これは火や……ワイは今、火を食べてるんや。マジ、調子乗ってすんませんでした……。
ハッキリ言って味とか分からない。今まで食べたカレーの中で間違いなく最強だった。辛さを食べているような感じなので、激辛マニアはチャレンジしてみてくれ。
・北の綿雪(600円)
そしてもうひとつは、激辛料理ではないが口をクールダウンさせてくれるふわっふわのかき氷「北の綿雪」。暑い中、激辛料理を食べまくった後に食べる「北の綿雪」は宇宙一ウマい。その冷たさと甘さと柔らかさが、舌を包み込んだ時、このフェスの醍醐味を悟った気がした。最後に食べることをオススメするぞ。
──以上である。2013年の開始から今年で4回目を数えるこのイベント。今年は過去最多の23店舗の出店数となっている。去年、行かずに後悔した人は、ぜひ行ってみてくれよな。
・今回ご紹介したイベントの詳細データ
名称 激辛グルメ祭り
会場 大久保公園
住所 東京都新宿区歌舞伎町2−43
期間 1st ROUND:2016年8月25日~2016年8月31日、2nd ROUND:2016年9月2日~2016年9月11日、3rd ROUND:2016年9月13日~2016年9月19日
時間 11:00~21:00
参考リンク:激辛グルメ祭り2016
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
▼そんなに辛くはないけど、ウマすぎるヌアサヤム「特製激辛カオマンガイ(1000円)」
▼コクのあるタレとピリ辛唐辛子のハーモニー
▼ご飯が進む!
▼サフラン池袋 幻のインド料理「世界一辛いカレー(1200円)」
▼マジで世界一か確かめてやろう
▼辛っ!!!!!
▼ルーちょびっとでも辛い
▼激辛マニアは是非チャレンジしてみてくれ