まず頭の中にステーキを思い浮かべてほしい。待て、まだ食べるんじゃない。さて、そのステーキはどうやって焼かれてるだろうか? 鉄板に決まってるだろ早く食わせろって? その通り。普通、ステーキはフライパンや鉄板で焼くものだ。普通はね。
「ピザ&オイスター&バル ドロップ」というイタリアンのお店では、釜で焼き上げるという『本格窯焼きステーキ』が食べられるらしいのだ。ピッツァの釜で? 焼いちゃったのかよ! それ一体どんなステーキになっちゃうんだよ!! しかも今だけランチは880円らしい。なんかすげーよ!
・恵比寿でステーキランチ
「ドロップ」は東京・中目黒、恵比寿、松原に3店あり、いずれの店舗でも『本格窯焼きステーキ』を食べることが出来る。今回、私(あひるねこ)はランチタイムに恵比寿店へ行ってきたぞ。恵比寿でステーキなんて、なんともシャレオツではないか。
・今だけ安いっ
予想通り、ジャズが流れダーツ台まであるシャレオツな店内。ステーキランチは税込1000円と安いが、2016年8月31日までは税込880円とのこと。1000円切るか! 500円追加するとライス・サラダ・スープ・ドリンク・デザートが付くのでお願いした。
・釜で焼く?
見渡すと他のお客の多くはピザを食べている。この『本格窯焼きステーキ』は、ピザを焼くように釜を使い400度の高温で焼き上げるらしい。なるほど、全然わからん。ステーキってジュージュー焼いてるイメージだけど、釜だとじっくり焼くような感じなのだろうか。わからん。腹減った。
・ブ厚いステーキ
と、サラダやスープを楽しんでいるうちに、メインがおいでなすったーッ! 200グラムのサーロインステーキか……。苦しゅうない、苦しゅうないぞ。というかこのステーキ、ブ厚い(ゴクリ)。安いと肉が薄いことが多いけど、このステーキは場所によっては3センチくらいの厚さがあるのだ。
焼き方はけっこうレアめ。個人的にはこの焼き加減、かなりグッジョブ。ナイフを入れると、しっかりした肉の感触と共に肉汁が溢れ出てきた。なんというか、肉が「おれはステーキだ!」と主張しているかのようである。さて、気になるお味の方はというと……。
・ステーキ革命
舌の上でとろける、というよりも、肉の食べ応えを楽しむタイプのステーキだ。レア気味なので当然固いというわけではない。そして、釜で焼き上げるからだろうか。牛肉の旨みを内側に凝縮したかのような、なかなか新鮮な味わいだ。
余分な脂もその際に取り除かれているかのようで、ステーキなのに妙にサッパリと食べられる。決して少なくない量だが、私などは食べ終わってすぐにもう1枚イケそうな気がしてしまったぞ。最近は脂っぽい肉をあまり食べられなくなってきたんだけど、これなら3枚はイケるわ。
・マジで急げ
このステーキはディナーだと1500円らしい。それがランチなら880円とか、上に話は通してあるのか? こりゃ社長あたりがブチ切れて中止する前に、早めに行っといた方が良さそうだ。ちなみに、ステーキランチは2名以上で2日前までの予約が必要。8月31日までだから急げよ~!
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 ピザ&オイスター&バル ドロップ
住所 東京都渋谷区恵比寿南1-7-3 ニューライフビル103
時間 11:00~15:00、17:00~23:30(平日)、11:00~23:30(土日祝) ※ステーキランチは土日祝も実施で15:00まで
休日 無休
参考リンク:遠藤商事・Holdings.
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
▼500円追加するとライス・サラダ・スープ・ドリンク・デザートが付く
▼玉ねぎの冷製スープ
▼ジンジャーエール
▼『本格窯焼きステーキランチ(税込880円)』キターーーっ!
▼ライスもキタ
▼ナイフを入れると、しっかりした肉の感触と共に肉汁が溢れ出てきた
▼このステーキ、ブ厚い(ゴクリ)
▼牛肉の旨みを内側に凝縮したかのよう
▼桃のシャーベット
▼ステーキランチは2名以上で2日前までの予約が必要、8月31日までだから急げよ~!