北海道の名物が海の幸であることは言うまでもないが、その中でも特別な食材のひとつに「ウニ」がある。北海道で採れるウニの品質は国内トップクラス。さらに新鮮なものであればあるほど、その美味しさは増していく。
そんなウニの名産地である北海道に、夏になると全国各地から客が押し寄せるウニ丼の名店がある。店主自身がウニの漁師だというその店は、現地でしか味わえない至高のウニが味わえると評判だ。今回はその北海道最高峰のウニ丼が食べられる店『みさき』をご紹介しよう。
・積丹町「みさき」
みさきがあるのは北海道の中でもウニの産地として知られる『積丹町(シャコタンチョウ)』だ。ウニは主に昆布などの海藻を食べて育つ。積丹周辺の海水はミネラルが豊富にふくまれており、優れた品質の昆布が育つため、結果的にそれを食べたウニが美味しくなるというわけである。
・店の周辺には大勢の人が不規則に並んでいる
筆者がその店を訪れたのは、開店時間の10時より1時間後となる午前11時。店の周辺には、なぜか大勢の人が不規則に並んでいる。というのも、この店は店内の用紙に自分の名前を記入して呼ばれるのを待つシステムだからだ。
・開店から約1時間足らずで100人以上の行列
外にいる人の数をざっと数えたところ100人はくだらない様子。開店から約1時間足らずで100人以上の行列とは人気のほどがうかがえる混雑ぶりだ。ちなみに、限定30食の「赤バフンウニ」のウニ丼は来店時点ですでに完売していた。
・いかにも新鮮そうなウニ
その後2時間ほど待ってようやく着席し、お待ちかねの「生ウニ丼(税込2600円)」とご対面。丼ぶりにたっぷり盛り付けられたウニは、みずみずしく自然な色をしていて、いかにも新鮮そうである。
・クリーミーな甘さと豊かな磯の香りが広がる
ひとくち口に含むと、クリーミーな甘さと豊かな磯の風味が舌の上に一気に広がって最高に美味い! もちろん、臭みや苦味などは皆無だ。あまりの美味しさに、思わず目を閉じて味覚に染み込んでゆくウニの風味を堪能してしまったほどである。
・とにかく美味いとしか言いようがない
テーブルには醤油が用意されているが、ウニ自体の味がしっかりしているのでそのままでも十分。ご飯との相性も素晴らしく、もうとにかく美味いとしか言いようがない。なお、味噌汁も出汁の旨みがきいていて絶品だったぞ。
積丹の名店みさきで食べられるウニ丼は北海道最高峰だと思って間違いないであろう。その至高のウニ丼を味わいたい方は、ぜひ行列覚悟で訪れていただきたい。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 みさき
住所 北海道積丹郡積丹町大字日司町236
時間 10:00~16:00
休日 第2、第4水曜日(営業期間は4月下旬~10月31日迄)
Report:K.ナガハシ
Photo:Rocketnews24.
▼積丹町「みさき」
▼開店から約1時間で100人以上の行列
▼希少な「赤バフンウニ」は売り切れ
▼約2時間待ってやっと着席
▼おしながき
▼生うに丼(税込2600円)
▼iPhone6と比較
▼ウニ独特の甘みが口いっぱいに広がる
▼ご飯に絡んだウニも最高!
▼ダシが効いた味噌汁も激ウマだったぞ