
♪ママーーーーうーうーうーー♪ ……といえば、クイーンの超名曲『ボヘミアン・ラプソディ』だ。その歌い出しは確か「これは現実なん? 幻想とちゃうん?」みたいな感じだったかと思うが、これから紹介する料理を私(筆者)がお店で発見したとき、まさにそんな気持ちになった。
一体、何を見つけたのかというと……ママーーーーのうーうーうーんち!! もう一度言う、う・ん・ちである! もちろん、私は食べた。なお味については以下で触れるが、モロ出しのエグい画像は一切無いから、ひとまず安心してくれ。
・入店直後にお客さんからの強烈なひと言
東京都は荒川区町屋。京成・千代田線の町屋駅から徒歩1分もかからない場所に、その衝撃メニュー『ママのうんち』を出す店はある。お店の名前は「でこ助」というのだが、店名よりはるかに目立つのは「家に帰ったら何もないぞ!!」の文言だ。
オブラートが無さすぎる。いくら何でも無さすぎる。その “剥き出し感” が逆に怖い……。なんて思いながら、私が勇気を出してドアを開けると……あれ!? お店の人が見当たらない。「どうしたらいいのかな?」と私が戸惑っていたところ、1人のお客さんが私に声をかけてくれた。
「兄ちゃん、ママ、今うんこしてるから適当に座っとき」
この時点で、店の雰囲気がどういうものか、すでに察しがついた人も多いと思う。そう、そういう店だ。くだけた雰囲気……どころじゃない。くだけ散っている。ガード下の立ち飲み屋が部屋着を着たおっちゃんだとしたら、こちらはパンイチ。いや、全裸なんじゃないかと思うほど、スーパーカジュアル居酒屋だったのだ。
・手作り感あふれるメニュー表の中に
さて、そんなお客さんのひと言で席に着いた私。しばらくすると、店のママがトイレ(うんこ?)から戻り、席に近づいてきた。「とりあえず、何か注文しよか」と思いながら、私はびっしりと書き込まれた手書きのメニュー表に目をやると……
200円代、300円代のメニューがずらり。中ジョッキやハイボールが290円、肉じゃが200円、カルビ炒め380円、カレーライス290円と基本的にどれも安い! おまけに品揃えも豊富。なんだ、こりゃいい店じゃないか。なんて感じ始めたそのとき……! あっ! あっ! あーーーーーーーーーーー! ママーーーーーーーーーーーー!!
そこにあったのは、『ママのうんち(130円)』! まさかの、うんち! 飲食店のメニューに絶対にあってはならないもの!! さらに、『カラスのうんこ(50円)』まで。……その領域は絶対に手を出したらアカンとこやろ。そう思いながらも、私は怖いもの見たさでオーダーしてみることに。
・ネタバレ無しで
と、ここで大変申し訳ないのだが、『ママのうんち』が何かについて、本記事では公開を控えたい。というのも、『ママのうんち』と『カラスのうんち』はお店のジョークメニューらしく、ママとしては「頼んでからのお楽しみ♥︎」にしておきたいようなのだ。
そう言われたら断れまい! なんといっても、『ママのうんち』である。自分のうんちの特徴を明かされたら、男でも恥ずかしい。ましてやママは女性だ。赤面じゃ済まないはず。……というわけで、読者の皆様にはご不便おかけして恐縮なのだが、ママの乙女の恥じらいに免じて、非公開にすることを理解していただければ幸いだ。
・ヒント
ただ、可能な範囲でヒントを言うと……まず、ガチのうんちではない。食べられるものだ。そして食べた私の感想「うんちという先入観を捨てると、懐かしい味だった」というのもヒントになるかも。食感は……
おっと! これ以上言うと「私のうんちについて語るのはやめて〜」というママ叫びが聞こえてきそうだから、ここまでにしておこう。とにかく『ママのうんち』が何かを知りたければ、実際に自分でお店に足を運んで、確かめて欲しい。
その際、必要なセリフはただ1つ。「ママのうんち、いただけますか」だ。羞恥心に打ち勝って注文できれば、答えは自然と明らかになるだろう。健闘を祈る。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 でこ助
住所 東京都荒川区荒川7-22-5
時間 平日 16:00~23:00、土日祝 16:00~22:00
休日 不定休
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]
▼超カジュアルな雰囲気が漂う「でこ助」。コスパ良しの居酒屋だ
▼ぶり南蛮(290円)
▼さつま揚げ(300円)
▼牛カルビ炒め(380円)。基本的にどれも安く、味も文句なし!
▼見つけたときは、脳がフリーズした
▼これもビビった。なんちゅうレディースサービスだよ……。なお現物のメニュー表はモザイクがなく、モロに記載されている
▼そしてやってきた『カラスのうんこ』。
▼『ママのうんち』。その正体は……注文した人だけが分かる!
▼『ボヘミアン・ラプソディ』。ママーーーーーーーー
和才雄一郎










【北越谷駅2分】昭和レトロが炸裂している「パブレストラン サンゴ」で過ごした時間が完全に実家だった
昔よく電話で出前してた店へ、10年越しくらいに初めて行った。納豆チャーハンがウマいガチ中華、新宿「玉蘭」
やよい軒にそっくりなのに200円安い定食屋『アゲルヤ』の謎 / とんかつとチキン南蛮の盛り合わせで590円ってどういうことだってばよ……!?
【謎多き居酒屋】メニューに「汁ありのアレ」! 福岡の最終兵器と噂の『つどい』は絶対に笑う料理が出てくるユニーク店だった!!
【全国で唯一】焼肉ライク系列の回らない寿司屋「寿司あおい」に行ってみた!
「何があっても怒らない人」だけが購入できる、怪しいレトロゲーム福袋が帰ってきた! 今年は…激ヤバなお宝が未開封状態でまぎれていた
【再販あり】ボンボンドロップシールが必ず入る福袋が神すぎて、大人なのにシール沼に沈みそう
【福袋2026】これはかなりお得なのでは? ディズニーストアの3500円「ラッキーバッグ」を大公開
【福袋2026】ドトールはもうファンシーショップを名乗ったらいいと思う! ポチャッコとの本気コラボがハートを射抜く!
カルディではなく「AKOMEYA(アコメヤ)」の食品福袋を購入したら洗練されすぎていた…! 日本食の素晴らしさを再発見できる / 年始から再販アリ
【裏側】テレビで自分の曲が流れたのに使用料が支払われてないから、JASRACに逆凸してみた一部始終
モバイルバッテリーを「Anker (アンカー) 」から『CIO』に乗り換えて1カ月使ってみたらこうだった
【アウト】偽ボンボンドロップシールの福袋がガチで地獄だった
渋谷で人気の「カオマンガイ」専門店へ行ってみた → 嘘でしょ!? と叫びたくなる料理が運ばれてきた
【本日発売】「ローソンの福袋」(2160円)があまりにパンパンに詰まってて、持って帰るのちょっと恥ずい
【中国渡航自粛】ガチ中華だらけの上野・アメ横に行ってみたら → 取材拒否の連続に…
中国の「渡航自粛勧告」から2週間、現在の「奈良公園」で目の当たりにした意外な光景
【泊まれるスーパー銭湯ランキング】記者がガチで朝まで過ごしたオススメ施設7選 / 宿泊費を抑えて大浴場・サウナ入り放題で最高だったぞー!
【検証】10年間ほぼ毎日飲んでる「コーヒー」を1週間断ってみたらこうだった
【は?】楽天で見つけた「在庫処分セール半額おせち」を買ってみた結果 → 届いた数日後にブチギレかけた
【雑草対策】カインズで598円「撒くだけで防草できる人工砂」の効果がヤバ過ぎた / お財布にも環境にも優しい超画期的アイテム
【検証】「スタバはどのサイズを頼んでも量は一緒」という動画が出回る → 実際に試してみた
【事故】楽天で買った『訳ありB級フルーツ福袋』を開封した翌日、妻から信じられないLINEが来た「メロンが…」
本当に近所の「おばあちゃんの手作り料理」が食べられる…! 荒川区「街仲食堂」が染みた…
【爆盛りマウンテン】ライスだけで4合! “デカ盛りの聖地” で大盛りオムライスを食べてみた / 東京・光栄軒
本日(4/25)オープンした香港式ファミレスはコンセプトが秀逸! ただし絶対に直してほしいと思うポイントが…
全部300円! かつ丼も刺身もビールも全部300円!! 東京・方南町の居酒屋「一心太助」が激安すぎて意味不明 / 実は200円メニューもある
【叙々苑行ってる場合じゃねえ】郊外を走るドライバーに噂の焼肉屋『ワンカルビ』が凄い! コスパ良すぎな肉が税込4158円で食べ放題!!
「うんこ味のカレー」を出すカレーショップ 早くも保健所から連絡を受けていたことが判明!
【カレー探求】ひたむきに味を究めんとする心意気を感じる! 東京・中野「シャリデス」ゆで豚カレー
【激ウマ焼肉】噛めば噛むほどウマい! コスパ抜群で良質なカルビを食べられる隠れた名店『金剛苑』/ 東京・巣鴨
【浅草の芸人御用達】メニュー100種類以上! 昭和を味わえる隠れた名店・浅草六区『水口食堂』
パイ好き必見! 日本初上陸のパイ専門店のアップルパイがウマすぎて思わず「ママーーーン!!」と叫びたくなった
完全に家! 想像以上に家!! 大阪・都島の『うどん屋 隠れ家』がマジでアットホームすぎる件
【池袋駅西口】朝飲みで有名な大衆居酒屋「ふくろ」でハムエッグ朝食を食べてきた / 駅前の気になる店に行く