NHKでお馴染みのロボットコンテストといえば「ロボコン」だ。ロボコンの基本的なルールは、学生自らが製作したロボットを操作し、決められた時間内にボールをゴールに入れたり、箱を積み上げることで獲得した点数を競うというものである。
そんなロボコンに影響されたのか、海外でも “ロボコンっぽい” 番組が放送されているらしいのだが……なんと勝ち進むための条件が「相手をブッ壊すこと」だというのだ。実際にその番組を見てみたところ、あまりにもデンジャラスだったのでご報告したい。
・番組の名前は「バトルボッツ」
海外版ロボコンとも言える、その番組の名前は「BattleBots(バトルボッツ)」だ。このBattleBotsは、トーナメントにエントリーした32のロボットが、優勝を争って激しい戦いを繰り広げるという内容で、ルールは3分以内に相手を行動不能にすれば勝ちというなんともシンプルでデンジャラスなもの。
・ハンマー搭載「ブラックスミス」vs 回転ドラム装備「ミノタウル」
そして、今回ご紹介する動画は、大きなボディーにハンマーを搭載した「ブラックスミス(Blacksmith)」と、コンパクトな車体の前方に回転ドラムを装備した「ミノタウル(Minotaur)」というマシンの対決シーンなのだが、これがまるでプロレスの電流爆破デスマッチさながらの危険な内容となっている。
・ハンマーの先端から火を噴くブラックスミス
戦いが始まるやいなや、何故かハンマーの先端から空中に向かって火を噴くブラックスミス。この火がどんな意味を持つのかは不明だが、攻撃として全く意味を成していないところがなんともシュールだ。
・ミノタウルの回転ドラムがブラックスミスにヒット
続いてミノタウルがアタックを仕掛けるもヒットせず、ブラックスミスにやや押され気味かと思いきや、43秒あたりのところでミノタウルの回転ドラムがようやくブラックスミスにクリティカルヒット!「バッコーン!!」とブラックスミスの巨体が宙に舞う様子が映し出される。
その後もミノタウルの回転ドラムがブラックスミスをブッ飛ばし続け、最終的にはブラックスミスのエンジンが炎上! ミノタウルが勝利をおさめる結果となった。
・興奮する司会者の様子やプレイヤーの鬼気迫る表情も見どころ
NHKのロボコンとは比べものにならないほど過激なこのバトルボッツだが、ロボット同士の壮絶なバトルのみならず、それに興奮する司会者の様子やプレイヤーの鬼気迫る表情が見られるのもこの番組ならではと言えるだろう。その内容は以下の動画でご確認あれ!
▼海外版ロボコン「BattleBots」がこちら