ギラギラ照りつける太陽、熱気をはらむ風……梅雨どこ行った(激怒)! 暑い暑い暑い超暑い!! 何も食べる気起きないわー。このままだと夏バテ一直線だ。こんな時こそうなぎを食べて精をつけるしかない!
だがしかし、うなぎは高い……。専門店でうな丼を食べようものなら1000円以上はかかるだろう。吉野家の鰻重でさえ750円もする。でも、食べたい! そんなあなたにご紹介したいのが、うなぎ専門チェーン店『宇奈とと』だ。なんと、この店の最安うな丼は500円。価格が限界突破しすぎィィィイイイ!!
・常識を打ち破ったうな丼屋
そのワンコインうな丼で、「うなぎ=高い」という常識を打ち破ったうなぎ専門チェーンとしてテレビなどでも話題のこの店。東京には、新宿センタービル店、北千住店、新橋店、調布店、神田店、中野店、錦糸町店、八丁堀店、浅草店、上野店の10店を展開している。さっそく、新宿センタービルの地下1階にある店舗を訪れた。
・ワンコインうな丼のコスパ
この店のメニューは、最安のうなぎ1切れが入ったワンコインうな丼から、1尾が豪快に乗ったビックリ重(2000円)まで様々な価格帯のものがある。やはり目を引くのは500円のうな丼だが、はたしてコスパは良いのか? 注文してみた。
「お待たせしました!」と牛丼並みのスピードで出されるうな丼。早ッ! 全然待ってないぞ!! 目の前の丼にはうなぎがひと切れ。口いっぱいに頬張れば、ひと口で食べられそうな大きさである。見た目ちょっとさみしい気もするが、ワンコインという値段を考えたら他ではない安さだ。さて、問題の味はいかに。ひと口食べてみると……
うなぎ超ウメェェェエエエ! 「ジュウジュウ」と焼かれた時の音が聞こえてくるような香ばしさと、独特のジューシーさを持つ柔軟な肉。ふわっふわや! ふわっふわやねん!! うなぎと一緒にご飯をかきこめば、蒲焼きのタレとうなぎの油が口の中で絡み、三位一体となって箸を進ませる。
・地味にテンションが上がるサービス
ひと切れで丼3杯いけそうなほどウマかった。さらに、タレ、山椒、七味などの薬味が手元に置かれているのも嬉しい。「うな丼に置いてタレの存在はうなぎよりデカいかもしれない」と疑いを持っている私にとって、地味だがとてもテンションが上がるサービスだ。
・うな丼界の吉野家
結論を言うと、うなぎのサイズのみを見ると500円というコスパは良くも悪くもない。「500円だな……」という感じだ。だが、その味は500円のレベルではないことを追記しておきたい。
『安い・早い・旨い』といううなぎ専門店らしからぬモットーを持つこの店。その気軽さは「うな丼界の吉野家」と言っても過言ではないだろう。ちょっとうなぎが食べたくなった人は、フラッと寄ってみてはいかがだろうか。ただし、今年2016年の「土用の丑の日」である7月30日は、八丁堀店、新宿センタービル店、大阪本町店は休みなので気をつけよう。
・今回紹介した店舗の情報
店名 名代 宇奈とと
住所 東京都新宿区西新宿1−25−1 新宿センタービルB1
営業時間 月~金11:00~23:00 / 土11:00~14:00
定休日 日・祝日
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
▼今度はダブルうな丼を食べたい
▼ひつまぶしもある
▼ひと切れのみだけど……
▼ウメェェェエエエ!
▼ウナギ超ウマい
▼ごはん3杯いけるわ
▼うなぎのタレがかけ放題なのも嬉しい