わかめ酒を飲みたい——心の底ではそう強く願いながらも、口では「85年のロマネ・コンティに憧れる」とか「毎晩シャトー・ムートンを飲みたい」みたいな “カッコいいこと” だけを口にしている人は、日本に何人くらいいるのだろうか。まったく、本音と建前を使い分ける文化は面倒なものですな!
わかめ酒が飲みたいならそう言えばいいものを! 「ぶっちゃけ、ロマネ・コンティよりわかめ酒の方が1000倍興味あるね♪」と言えばいいものを!! ……というわけで、今回は「わかめ酒」の試飲レポートをお届けしたい。
・飲みやすい!
手っ取り早く味の感想を言おう。スウィーーーティーーーーー! まるで果実酒のようで、甘美という言葉がピッタリのお酒であった。何より飲みやすく、不思議なことに「わかめ酒」なのに “わかめ感” はほとんどない。
雰囲気を楽しみながらチビチビやるのもいいが、コップで一気にゴクっといくのもアリだろう。なお今回は編集部の男6人で飲んだのだが、「飲みやすい」という印象は全員一致だったぞ。
・女性にもおすすめ
これなら女性にもきっと受けるはず。デートの際、もし相手の女性が「私、あんまりお酒が強くなくて」と言ったら、男性は「じゃあ、わかめ酒はどう?」なんて勧めるのもいい。
うまくいけば、目的に達するために開けなければいけない扉の鍵を、笑いとともに手に入れられる……かもしれない。そう考えると、「わかめ酒」の活用方法は幅広い。もっともっと広い層に認められていいお酒と言えるのではないだろうか。
・価格から見えるこだわり
ちなみに、わかめ酒は徳島県にある日新酒類が販売しており、720ml 入りで税抜き690円(2016年5月11日時点)。ピッタリと “720-690” に合わせてくることからも、細部にまでこだわる職人気質が垣間見えるだろう。ネットで手軽に購入できるので、是非とも一度試してみてくれ!
参考リンク:日新酒類「わかめ酒」
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
▼日新酒類が販売している「わかめ酒」だ
▼和才「スウィーティー!」
▼中澤記者「なんかジュースみたいっすね」
▼佐藤記者「甘くて飲みやすいなぁ。わかめ感はない」
▼Yoshio記者「飲みやすい。女性受けしそう」
▼P.K.サンジュン記者「果実のお酒みたい」
▼GO羽鳥編集長「自家製の梅酒みたい」
▼成分を見るとわかめが入っているようだが、わかめの風味はほぼ感じない。ただ間違いなく飲みやすい!