突然だが、きょう5月2日は何の日かご存じだろうか? 実は、日本人にはおなじみの飲み物「緑茶の日」なんだとか! 「夏も近づく八十八夜……♪」の八十八夜が、この時期に当たるからだそう。もうそんな時期なのかと月日の流れの早さに驚くが、それはさておき。
せっかくなので、緑茶を使ったレシピを紹介しようと思う。ほうじ茶や番茶で作られることの多い “茶粥” をアレンジした “緑茶粥(がゆ)” だ。 緑茶の香り高さが存分に生きたお粥で、クセになること請け合いだぞ。さっそく紹介していこう!
・緑茶のうま味がギュっと詰まった “緑茶がゆ”
八十八夜は立春から数えて88日目ということらしいので、 “緑茶の日” は年によって日付が変わるそうだが、今年2016年は5月2日だ。そんな緑茶の日にちなんだレシピ “緑茶がゆ” 。記者の暮らす奈良県の郷土料理に、番茶やほうじ茶を使って作る “茶粥” があるのだが、そこからヒントを得たものだ。
ひと言で表現すると、緑茶の味がするお粥。そのままやないかと言われそうだが、そのままなのだ。それ以下でもそれ以上でもない。ただ、緑茶のうま味が最大限に生かされた粥であることは記者の舌で実証済みだ。作り方は以下の通りである!
【材料】
・米:1~2合
・茶葉:適量
・塩:適量
【作り方】
1.鍋に米と水を入れる。
2.1にティーパック、もしくは茶葉をお茶出しパックに入れた茶葉を入れる。
3.初めは強火で、沸騰したら弱火にして20分ほど炊く。途中、塩で味を調える。
4.お皿に盛りつけて完成。好みで梅干しなどを添えて。
──以上である!
・緑茶の香りがクセになる
要はお粥を作る要領で、水を使う代わりに緑茶を使うだけだ。今回は土鍋を使ったが、炊飯器でもOKだ。炊飯器の場合は、鍋であらかじめ緑茶を炊いてから炊飯釜に投入するといいだろう。さて肝心の緑茶粥の味は……「うんまいっ!!」
まず緑色が見た目にも奇麗だし、ほのかに香る緑茶が食欲をそそる。香ばしさの中に甘みもあって、箸が止まらない! その上なんだか落ち着く、ほっこりしちゃう味なのだ。これ、風邪をひいている彼氏や彼女に食べさせてあげたら惚れ直しちゃうヤツじゃない!?
小さいころから番茶で作る茶粥に親しんでいる、生粋の奈良県民にも食べさせてみたところ「美味しい。私はこっちの方が好きかも」と言っていた。カテキンたっぷりで体にも良さそうだし、オススメだぞ。緑茶の日のきょう、だまされたと思って作ってみてくれよな!!
Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
▼お粥を作る要領と同じで、茶葉を入れるだけ
▼鮮やかな緑色がキレイ
▼ごま油をかけてもよし
▼あっという間に完成だ!