『旅する久世福商店』略して『たびふく』は、全国各地のお取り寄せグルメを取り扱っている産直スタイルのオンラインショップだ。そんなたびふくより初めて福袋が販売されるということでチェックしてみたところ……さすが久世福商店、どれを買っても美味しそう!

30種類以上用意された福袋の中から迷った筆者が選んだのは、島根県のお茶メーカー 千茶荘の『冬の健やか福袋』(税込5000円)。中にはなんと、あの出雲大社へ献納されたという銘茶まで入っているそうで、期待が高まるばかりだ!

・『冬の健やか福袋』の中身

・出雲大社献納銘茶ティーパック3種
抹茶入り玉露白折(2g×11袋)×1
熱湯玉露(2g×10袋)×1
抹茶入りゴールド白折(2g×13袋)×1
・ほうじ茶カプチーノ100g×1
・オーガニック煎茶50g×1 
・オーガニックほうじ茶30g×1
・オーガニック玄米茶60g×1
・オーガニックルイボスティー(2g×30袋)×1
・和柄フリース3wayブランケット(芙蓉 黒 もしくは 雪輪兎 紫)

公式サイトによると、9013円相当の商品が入っているということ。


まずは福袋の目玉である出雲大社献納銘茶ティーパック3種。

千茶荘のオンラインショップでは100gあたり抹茶入り玉露白折が842円、熱湯玉露が972円、抹茶入りゴールド白折が691円とのこと。

価格だけ見るともうちょっといっぱい入っていると嬉しかったが……通常販売時は袋詰めのみでティーパックでの販売はしていないようなので、手間を考えると妥当なのかもしれない。お試し用と思えばこれぐらいずつが丁度いいという説もあるしな。

さっそく熱湯玉露を淹れてみると上品な緑茶の香りと、渋みの無いやわらかな甘み。普段飲んでいる業務用の緑茶の数段上の味を楽しむことができた。


抽出後の茶葉は青々としていて美しい。玉露は一般的な緑茶と比較すると葉緑素が発達しているため、茶葉が濃い緑色になるのだそうだ。


ほうじ茶カプチーノ100gはオンラインショップでは810円。ほうじ茶が好きな筆者にとっては嬉しい一品。年末年始の執筆の際のお供にさせていただこう。


続いてはオーガニック煎茶50g、オーガニックほうじ茶30g、オーガニック玄米茶60gだ。こちらはティーパックではなく、袋に茶葉がそのまま入っているスタイル。オンラインショップでは煎茶が594円、ほうじ茶が486円、玄米茶が486円だ。


お茶のラストはルイボスティー。こちらは千茶荘の商品ではなく、丹羽メディカル研究所というところの商品ということ。ティーパックで30袋とたくさん入っているのが嬉しい。

ルイボスティーはカフェインが入っていないため、作業中にガブガブと飲む用によく買っているんだよな。


・コレはなんで入っているんだ…?

そして最後にこちらの3Wayブランケット。ひざ掛け、ケープ、ラップスカートの3通りの使い方ができるということなのだが……


…………。


………………。

この分もお茶が入っていた方が、嬉しかったかな……。


お茶が美味しかっただけに、個人的にはちょっと残念な惜しい福袋だったような気がする。

今回購入した『冬の健やか福袋』以外にも、旅する久世福商店のオンラインショップでは、肉や魚介、カレーやお寿司など多種多様な全国の名産品福袋をまだまだたくさん取り扱っている(2021年12月28日現在)。

こんな時代の年末年始だからこそ、お取り寄せで旅気分を味わうのも趣があっていいんじゃないだろうか。

参考リンク:旅する久世福商店オンラインショップ
執筆:高木はるか
Photo:RocketNews24.