条件反射の例えとして用いられる「パブロフの犬」。この言葉の由来は1902年にまでさかのぼる。犬にエサを与えるときに必ずベルを鳴らすようにしたところ、その犬はエサがなくてもベルを鳴らすとヨダレをたらすようになったことからだ。
犬からヒントを得たこと、そしてイワン・パブロフ博士が発見したことから「パブロフの犬」という言葉が例えになったのはご存知の通りである。そして生まれてから100年以上経った今、現代の犬による条件反射が海外で撮影されていたのでご報告したい。
・登場するのはルークというワンコ
その姿が収録された動画「Luke running to bed… every night」を再生してみると、黒いワンコのルークを確認できる。テレビの前で気ままに寝そべっており、とてもリラックスした様子だけに条件反射をするようにはとても見えないのだが……
・現代的なパブロフの犬
テレビの画面が消えた次の瞬間! ルークは「パブロフの犬」になってしまうのである!! おそらくルークの中では「テレビの画面が消える=寝る時間」という決まりごとがあるのだろう。
横向きになっていようが仰向けだろうが、どんな状況に置かれていてもルークはすぐさまベッドルームへ直行! 現代の「パブロフの犬」と言っても過言ではない行動をとるではないか。数日に渡り撮影された様子が映し出されるが、どれも数秒以内での反応だ。
・意外なところで条件反射しているかも!?
テレビの画面が条件反射の対象になっていることが現代的で驚きだが、きっとルークは主人と寝るのが楽しみなのだろう。ベッドに向かう足取りが軽く、とても幸せそう。また、主人がルークのお利口さんぶりを見て嬉しそうにしているのも印象的だ。
もしかしたらあなたのペットにも、自然とやっている条件反射があるかもしれない。さらに絆を深めるためにもじっくりと観察。新たにお利口さんの一面を見つけてみてはいかがだろう。