女子ならともかく、男子で吉野家に行ったことないヤツなんていないよな。え? 行ったことないの? なに? おまえは御曹司か何かなの? 『花より男子』的なアレなの? F4なの?
つい熱くなってしまった。そんなことはさておき、朗報である。吉野家の豚丼が大復活キターーー!! なんと4年ぶりの復活だぞ。めでたい、めでたすぎる。通は豚丼を頼む、なんてよく言われたものだが(たぶん)、これは普段牛丼しか食べない人たちも必食以外ありえない。しかも1週間限定で300円ときた。神か……。
・豚丼の復活
2016年4月6日は、「吉野家の豚丼が復活した日」として中学生が授業で暗記する日となるだろう。しかも期間限定メニューではなく、通年で販売されるとのこと。値段は4年前と同じで税込330円だ。これは牛丼よりも50円安く、庶民にはありがたい。
その豚丼が、4月12日20時まで1週間限定で300円と、さらに安くなるという。お~ありがたや。ホンマ吉野家さんの優しさは五臓六腑(ごぞうろっぷ)に染み渡るで。
・懐かしいあの味
店に入るなり、店員さんの「ご注文は?」に対し食い気味で豚丼並盛を頼む。1分ほどでスピーディーに豚丼着丼。なんかこの言葉気持ちいいな。豚丼着丼。はいもう1回豚丼着丼。よし満足した。
おお豚丼よ、いや~久しぶりだなぁ。あれから4年。お互い老け……ないなぁおまえは。老けないわぁ。あの頃のままだ。牛丼と豚丼の違いというと、個人的には肉の大きさにある。牛丼のこま切れ肉と違い、豚丼は1切れがしっかりしているのだ。その印象は、4年前も今も変わらない。
甘みのある味付けも当時のままで、「ああ、こんな味だったっけ」となんだか懐かしい気分になってしまった。ここ数年は吉野家で牛丼以外頼むことなんてなかったが、これからは旧友に会うような感じでちょくちょく注文してしまいそうだ。
・豚丼は英雄だった
そもそも豚丼とは、吉野家を支えた功労者である。BSE問題の影響で牛丼を提供することが出来なくなった2004年から、全国で期間限定で販売が再開された2006年まで。牛丼の不在を埋めるように吉野家を支えたのは、たしかに豚丼だった。今回の復活劇は、まさに英雄の帰還なのだ。
・今行け
どうだ御曹司。30000円のフルコースを食べるなら、300円の豚丼100杯だろ! 13日以降だと90杯くらいだ。やばい、10杯も違うじゃねぇか。急げ、F4脱退して今すぐ吉野家へ行くぞ。おかえり! 豚丼さーん!!
参考リンク:吉野家
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
▼豚丼着丼
▼4年前と同じで税込330円
▼ああ、こんな味だったっけ
▼半分くらい食べたら卵を投入!
▼まさに英雄の帰還
▼300円なのは4月12日20時までだ! 今行け!!