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文筆家・コメンテーターとして活躍する乙武洋匡(おとたけ ひろただ)さん。2016年3月24日発売の週刊新潮の不倫報道以来、ネットでもテレビでも彼の名前を見ない日はない。そんな中、彼の代表作である『五体不満足』のAmazonページが大炎上している。

・3月24日を境に

1998年に発売された彼のデビュー作である『五体不満足』。彼自身の自叙伝であるこの本は、初版8000部という僅少部数であったにもかかわらず、2年後には500万部を超えるヒットを記録した。現在、この本のAmazonページには140件ほどのコメントがついており、その中の約50件が不倫発覚後についたコメントである

発覚前は5つ星評価も多いように見受けられるが、今回の不倫報道を境に1つ星のコメントが激増している。コメントには以下のような言葉が目立った。

「五人で大満足」
「一本だけ大満足」
「息子は大満足」
「ゲスの極み乙武」
「五体不満足でも女体大満足」
「股間大満足」
「読者は不満足」
(『五体不満足』Amazonページより引用)

まるで大喜利のような状態だ。中には、コメントを削除されたユーザーもいるようだ。なお、コメント欄の炎上は他の著作にも及んでいる。

・『だいじょうぶ3組』

「あなた自身だいじょうぶ?」
「だいじょうぶ、乙武一家?」
「だいじょうぶ自○党?」
「三組は大丈夫でも、乙武は大丈夫じゃなかったようです」
(『だいじょうぶ3組』Amazonページより引用)

・『だから、僕は学校へ行く!』

「学校よりも別の場所に沢山行っていたようですね」
「そして、夜はどこへ行く」
(『だから、僕は学校へ行く!』Amazonページより引用)

Amazonページのコメント欄は、あくまで作品の内容に対する評価である。したがって本人への攻撃を書き込むのは問題だが、乙武さんは誠実なイメージが強かっただけに、自分の体験を元に書かれた内容と現実のギャップにショックを受けた人もいたのは確かだろう。

夏の参院選に自民党から立候補するという噂も上がっていた彼だが、今回の件でイメージダウンは免れない。家族、そして彼自身のためにも、気持ちを入れ替えてほしいものである。

参照元:Amazon
執筆:中澤星児