米国時間2016年3月21日に、新しいiPhone、いわゆる「iPhone SE」が発表されると見られている。2007年の初代iPhone以来、初のナンバリングなしの端末になるはずだ。……って、iPhone誕生からもう9年!? 生まれた時からスマホが存在し、ビシビシ使いこなすキッズも増えているわけだ。
‟ジェネレーションZ” とも呼ばれる2000年代生まれの子供達に、逆に懐かし~いダイヤル式電話を使わせたらどうなるのだろう? 彼らの反応をもう一度ご紹介したい。動画「KIDS REACT TO ROTARY PHONES」を見てみると、改めて、懐かしの電話と最新スマホの違いが浮き彫りになってくるぞ!
・ダイヤル式電話にとまどうジェネレーションZのキッズ達
ダイヤル式電話を使う実験に参加したのは、5歳から13歳までの12人の子供達だ。実際に使ったことはなくても、ダイヤル式電話を前にしたキッズ達は、すぐにそれが電話であることは分かった。「どうして、これが電話だって分かったの!?」と聞かれると、「受話器があるから電話だって分かるわ」とか「映画やドラマで見たことがあるから」との答えが返って来た。
ところが、実際にどのように使うかは解せない様子である。指でダイヤルをガチャガチャと回してみるが、まず最初に、本体から受話器を持ち上げる必要があることは、教えられないと分からなかったのである。
・やっぱり使い方は難しかった!
そして、押したい番号のダイヤル部分に指を入れ、それぞれの番号をダイヤルの最後までグルっと回す手順を指導されると、「なるほど~!」と納得の声が!
また、電話をかけて ‟プープープー” と音がしたら何を意味するか質問されると、12人中11人が不正解を連答! 何かをダウンロードしている音だと思う子もいれば、メッセージを受け付ける音だと思う子もいて、なかなか ‟話し中を知らせる音” だとの正解は出てこなかった。
・ジェネレーションZキッズのダイヤル式電話の感想は!?
では、スマホを使い慣れたキッズ達がダイヤル式電話をどう思ったのか、その感想をいくつか紹介しよう。
「20~30年前だったらクールな技術かもしれないけど、テクノロジーは進化するから、もうこんな電話は使えないよ」
「外で電話をする時は、この大きい電話をバッグに入れて持ち歩いていたの!?」
「メールも送れない電話なんて超不便~!」
「誰かと話をする時に、電話をかける人と受ける人が、同時に家にいないといけないなんて信じられない!!」
「緊急の時とか困るよね」
「こんな電話を使うなんて拷問に値するわ」
と、2000年代生まれらしい答えが続々と返って来ていた。
この動画に登場した子供達は公衆電話が何であるかも分からない子が多く、逆にスマホを手渡されると、5歳の子でも使い方をちゃんと説明できたのである。老齢者に同じことを試したら全く逆の結果が出そうだが、テクノロジーに関するジェネレーション・ギャップは、これからもどんどん差が開いていきそうだ。
▼ ジェネレーションZの子供達にダイヤル式の電話を与えたらこうなった!