お笑い芸人・マキタスポーツさんからの発信により「10分どん兵衛」が広く知られるようになった。簡単にいうとインスタント食品の食べ方のことで、モノによっては3分・5分置くより10分の方がおいしい、というものだ。
当サイトでは以前の記事で、カップやきそばUFOを使用し「10分UFO」の検証を試みた結果、麺がツルツルモチモチになってウマい! ……とご紹介したが、果たしてペヤングとペヨングにも「10分どん兵衛の法則」は当てはまるのだろうか? 実際に試してみたのでご覧いただきたい。
・2つの検証
ペヤングソースやきそばでお馴染みの「まるか食品」が、ペヤングの弟分として世に送り込んだペヨングソースやきそば。パッケージの怪しさから「パチモノっぽい」と感じる人もいるかもしれないが、味はそこまで変わらないことは以前の記事でもご報告した。
検証は2つ「10分ペヤングと10分ペヨング、どちらがウマいのか?」と「ペヤングとペヨングに “10分どん兵衛の法則” は当てはまるのか?」である。なお、より正確なジャッジをするため、今回は7名による試食を試みることにした。気になる結果は以下の通りだ!
・「10分ペヤング」と『10分ペヨング』はどちらがウマいのか?
結果からいうと、4対1の大差で『10分ペヨング』の方がウマいというジャッジになった。ちなみに残りの2人は「どちらも変わらない」という意見である。麺は同じなのでソースの差だと考えられるが、多く水分を含んだ麺には、ペヨングのソースの方がマッチするようだ。
筆者は「どちらも変わらない」と感じたが、確かに10分置くとマイルドさがウリのペヤングの良さはかき消されている気がした。10分置くならコスト的にもペヨングがいいだろう。
・ペヤングとペヨングに “10分どん兵衛の法則” は当てはまるのか?
結論から申し上げる。ペヤングもペヨングも、3分の方が断然ウマい。遥かにウマい。圧倒的にウマい。どん兵衛やUFOはツルツルになった麺がおいしく感じられたが、ペヤングもペヨングも残念ながらツルツルではなく、ボソボソ・ブヨブヨになってしまった。
しかも7対0の完全決着だから、誰も異論はないハズ。おそらく100人で試しても100対0になると思われるほど、「10分ペヤング」と『10分ペヨング』のクオリティは低かった。メチャメチャ興味があったとしても、ペヤングとペヨングは3分で食べることをオススメする。
まとめると、「ペヤングとペヨングに “10分どん兵衛の法則” は当てはまらないが、どちらかというと『10分ペヨング』の方がウマい」ということになった。とにかくペヤングとペヨングは3分で食べるべし! いいか、絶対に10分も置いちゃダメだぞ!!
参考リンク:まるか食品
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼お湯を注ぎ……
▼10分放置。ちなみに左が「ヨ」で右が「ヤ」だ。
▼水分をかなり多く吸っている。
▼ビジュアルはそこまで悪くないが……。
▼いざ実食!
▼結果として、「10分どん兵衛の法則は当てはまらない」が「どちらかというとペヨングの方が合う」という結果に。
▼いいか! どちらも3分で食べるんだぞ!!