2005年に誕生した動画共有サイト「YouTube」は、私たちの日常生活に浸透しており、身近な存在となった。いまや動画をアップして生計を立てる「ユーチューバー」もいるほどだが、画面内で360度自由に見渡せる動画があることをご存知だろうか。
2015年3月より始まった「360度カメラで撮影した映像を YouTube で公開&視聴できる」サービス。もしかしたら知らない人もいるかもしれないが、いよいよプロ野球界でも導入が始まっているので、これを機に知っておこう!
・凄まじい臨場感
360度動画を公開していたのは、アメリカ・アリゾナでキャンプ中の北海道日本ハムファイターズ。昨年末にアップされた「大谷選手と有原選手の会話」を視聴してみると……おぉ、なんという臨場感!
上下左右を見渡せる上に、目の前にはデデンとプロ野球選手の姿が! まるで選手が手の届く位置にいるかのようで、動画とは思えない迫力である。何なら大谷選手の顔が小さいことも余裕で把握できるぞ。
・特等席に座った気分
また、迫力だけではないのがこの動画。球団が映像を公開しているので、普段は絶対に入ることのない位置から撮影されているのも大きな特徴だ。若干画質は粗いものの、ブルペンやバッティング映像では、首脳陣目線で選手を見ることだってできてしまう。
プロのスピードを目の当たりにでき、何だか特等席に座っているかのような気分になるため、こういった動画は増えていくと面白い。もしかしたら近い将来、お気に入りの選手の練習をネットで見ることができる日も来るかもしれないぞ。
・日本ハムとヤクルトが公開中
なお、日本ハムファイターズ以外の球団では昨季のセ・リーグ覇者「東京ヤクルトスワローズ」も360度に対応した動画を YouTube にアップしている。もちろん、そちらも要チェックだ!
▼グリグリ動かしてみよう!
▼フリーバッティングの映像
▼迫力あるブルペン映像
▼こちらはヤクルトの360度動画