スイーツといえば、なんとなく女子のイメージがあるのが世の風潮である。「スイーツ男子」なんて言葉もあるにはあるが、いまだにケーキ屋さんに入ってケーキを選ぶのが小っ恥ずかしいという男性は、私(あひるねこ)だけではあるまい。
ところで、隠れスイーツ男子どころか、全男子必食のスイーツが期間限定発売されたことを、あなたは知っているだろうか? そのスイーツの名は『ヴィーナスの乳首』。れっきとしたオーストリアの伝統菓子である。一体どんなスイーツなのか、極めて紳士的にお伝えしたい。
・歴史ある伝統菓子
まず『ヴィーナスの乳首』と聞いて、何か卑猥(ひわい)なものを想像してはいないだろうか。いと愚かなり。そもそも『ヴィーナスの乳首』とは、モーツァルトの故郷であるオーストリア・ザルツブルクの銘菓だ。アカデミー作品賞を受賞した映画『アマデウス』の中にも登場する、歴史あるスイーツなのである。
・魅力的すぎるそのルックス
東京・港区赤坂にあるウィーン菓子の専門店「Neues(ノイエス)」。2016年1月20日、こちらのお店で『ヴィーナスの乳首』が期間限定発売されたとの情報を得たので、さっそく実物を入手してきたぞ。
値段は税込で1200円とお高めだ。思っていたよりも小さい箱を開けてみると、中にはチョコレートが2つ。何やら薄いピンク色の突起が付いており、どこか柔らかそうでもある。
あらいいですねー。すごく、すご~く美味しそうなルックスに目が離せない。なんて魅力的なスイーツなんだ。こんなの絶対気持ちいい……いや美味しいに決まってる。私は根源的にこの『ヴィーナスの乳首』を求めていたのではないか、という気すらするではないか。
あまりにもウマそうで自然と笑みを浮かべてしまう私であった。それでは頂いてみよう。ハムッ……。一口かじると、なめらかなホワイトチョコの中には濃厚なマロンペーストが。ラム酒がたっぷりと使われているようで、その香りが口の中いっぱいに広がり鼻から抜けるようだ。高級感溢れる、ねっとりとした口触りのいいペーストである。
ああ、ウマすぎる。出来ることなら、永遠にこの『ヴィーナスの乳首』を口の中に感じていたい。軽くかんだり、舌の上で転がしたりしていたい。ゲスの極み的な輩(やから)が意味を履き違えるかもしれないので書いておくが、私はただ味が良くてこう言っているのだ。うん。
・イジリー羽鳥、爆誕
2つあるので、我がボスであるGO羽鳥編集長におすそ分けしよう。どうやら編集長も、『ヴィーナスの乳首』の虜(とりこ)となったらしい。そこまではよかったのだが、その魔性にとらわれたのか、この男はとんでもない行動を取る。
な、なにーーっ!? ものすごい勢いで『ヴィーナスの乳首』を舐め出したではないか。凄まじい舌テクだ。その動きは、あのイジリー岡田氏の高速ベロを彷彿とさせた。これはもう、イジリー羽鳥とでも呼ぶべきだろう。その詳細は動画「イジリー羽鳥が誕生した決定的瞬間がコレだ!!!」で確認してほしい。
結局、ピンクの突起が無くなるまで舐め尽くしたイジリー羽鳥。だが、この現象は男なら誰にでも起こり得るように思う。そのくらい、『ヴィーナスの乳首』は魅力的なスイーツなのである。2016年2月15日までの限定販売とのことなので、全男子は今すぐ買いに走ること。以上、解散!
参考リンク:Neues(ノイエス)
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
▼ヴィーナスの乳首 税込1200円
▼思っていたよりも小さい
▼開けると薄いピンク色の突起が付いたチョコレートが2つ
▼あらいいですねー
▼こんなの絶対気持ちいい……いや美味しいに決まってる
▼自然と笑みを浮かべてしまう私
▼なめらかなホワイトチョコの中には、ラム酒の効いた濃厚なマロンペースト
▼イジリー羽鳥、爆誕
▼見よ、この舌の動きを!
▼ピンクの突起が無くなるまで舐め尽くした
▼エスプレッソが欲しくなる味とのこと
▼全男子必食だ!
▼中澤記者撮影のベストショット
▼イジリー羽鳥が誕生した決定的瞬間がコレだ!