2016年を迎え、1月早々から様々な芸能ニュースが飛び交っているが、そんな芸能界と切っても切れないないものと言えば、やはり「テレビ」だろう。パソコンの普及によって、テレビ離れが進んでいると言われてはいるものの、まだまだテレビの影響力は健在だ。
今回は日本が世界に誇る家電メーカー「パナソニック」がとんでもないテレビを発表したのでご紹介したい。なんと、向こう側の見える『透明テレビ』だぞ!
・世界最大級の家電展示会「CES」で発表
そのテレビが公開されたのは、2016年1月6日〜9日の期間に米国ラスベガスで開催された、世界最大級の家電展示会「CES」でのこと。家電業界関係者だけが入場出来るというこのCES、昨年2015年は153カ国が参加し、17万人もの来場者を集めたビッグイベントなのだ。
そんな世界の大舞台でパナソニックが披露したのが冒頭でもお伝えした、向こう側の見える『透明テレビ』なのである。
・「透明モード」と「スクリーンモード」が切り替え可能
この透明テレビの特徴は、すりガラスのように向こう側が透けて見える「透明モード」と、通常のテレビと同じように映像が見える「スクリーンモード」の2つのモードを切り替え可能となっている点。実際動画で見てみると……うぉっ、スゲぇ! ガラスが一瞬でテレビになった!!
・テレビというよりもインテリアの一部
さらには、テレビの左右がレールで挟まれており、電動で高さを自由に調整できるのも注目だ。もはやテレビというよりもインテリアの一部という感じとなっているので、ぜひ映像をご覧いただきたい。
・手の動きをセンサーが読み取る
そしてもうひとつ注目するべきポイントは、手の動きをセンサーが読み取るという点だ。具体的にいうと、ディスプレイの前で手を動かせば画像のスクロールや音楽の再生が可能ということ。まるで映画『アイアンマン』等でおなじみの透明タッチスクリーンが、ついに現実のものになると考えると、なんだかワクワクしてこないだろうか。
・2018年度〜2020年度の販売を予定
この透明テレビ、現時点ではその他の詳細なスペックや商品名等は不明だが、2018年度~2020年度の販売を予定しているとのことだ。価格や画質によっては日本でも一気に広まるかもしれないぞ。
▼「透明テレビ」の解説は30秒あたりから。
https://youtu.be/1RNL62fUdpI