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医療用大麻が幅広く使用され、嗜好用大麻の解禁も続くアメリカでは、大麻関連の商品やビジネスが大きな注目を集めている。大麻のコーヒーやエナジードリンク、大麻オイルを使用した美容サロンなどが登場しているが、100ドル(約1万2000円)で、大麻の全てを教えてくれる学校が設立されたというので紹介したい。

初心者が安全に楽しく大麻を吸えるよう、盛り沢山な内容のカリキュラムが用意されているらしいぞ!

・100ドルで大麻の全てを教えてくれる学校がオープン!

2015年2月に、米ワシントンD.C.で嗜好用大麻の使用が合法化された。ホワイトハウスや国防総省があるワシントンD.C.は、全米50州のどこにも属さない、連邦政府の立法・行政・司法機関が集まっている特別区だ。

政治のメッカとも言える区で、嗜好用大麻が合法化されたとは画期的とも言えるが、そんなワシントンD.C.で、大麻の全てが学べるスクール「D.C. School of Mary Jane:D.C.スクール・オブ・メリー・ジェーン」が開校した。

・大麻初体験者は基本を学んでおくべき!

高校時代など若い頃に、パーティーで友達と大麻を回して自然に吸い方を覚えた人なら、きっと「100ドルも払って、大麻の吸い方なんか教わる必要ないだろ!?」と、思うだろう。

しかし、嗜好用大麻解禁を機に、偏頭痛や腰痛を和らげるために、中年になってから個人で購入したり大麻株を育てようと思っている人は、大麻の吸い方さえ知らない人もいるのだ。そういった人は、やはり吸引器具の使い方や、どれぐらい吸えば効果があるかなど、安全に大麻を楽しめる方法を知っておいた方が良いに違いない。

・90分のクラスで大麻の基礎をしっかり学べるカリキュラム

元教師だったというライアンさんが教えるコースは、1クラスに最大6名までが参加でき、90分のクラスでは、大麻がもたらす健康への利益や吸引方法、大麻に関する法律などを学べるとのこと。クラスの人数が少ないので、自由に質問したりディスカッションができそうである。

世界には大麻が違法ではない国はいくつかあるが、合法だからと言って安心して大麻を吸い過ぎたり、乱用して健康を害しては元も子もない。合法化されたからこそ、自分の健康にプラスになるような使用法を、賢く身に付けていく必要があるのかもしれない。

参照元:D.C. School of Mary Janeborderstan(英語)
執筆:Nekolas
Photo:Rocketnews24.