防弾チョッキはどれくらい銃弾に耐えることができるのだろうか。銃社会ではない日本でも、そう考えたことは一度くらいあるだろう。結局は検証することさえできない環境なのでどうにもならないが、海外ではその考えから人に向けて発砲。死亡事故に繋がってしまったケースも珍しくない。
聞いただけでゾッとする話だが、先日防弾チョッキを製造する会社のCEO(最高経営責任者)が自ら実験台となり、自社製品の上から被弾。その映像が世界に衝撃を与えているのでご報告だ。
・PPSS社とは
今回命がけの検証を行ったのは、イギリスに本社を構えるPPSS社。この会社では、対拳銃や対ナイフのベストなどを製造しており、警察や軍、民間警備など幅広い分野で成果を上げているらしい。
・CEO自らが実験台
要するに「防備」のスペシャリト的な会社だが、我が身を実験台にしてまで性能をアピールしたのが、CEOのロバート・カイザーさんだ。さっそく、YouTubeに公開された動画「PPSS 防弾チョッキ性能テスト」を見てみると……
とても正気の沙汰とは思えない。なにせ分厚い防弾チョッキを着用しているといえども、人に銃を向けるのはやはり恐ろしい。もしも手元が狂ったら……なんて考えたらガクブル。並の人間であれば、失神してもおかしくないだろう。
・マジで撃たれるCEO
だが、CEOは退かぬ媚びぬ省みぬ。自社製品に絶対の自信を持つCEOは、「GO!」と呼びかけ、実弾を至近距離からぶちこむよう発砲を促すのである! 防弾チョッキの性能というより、CEOの命はどうなってしまうのか!?
・絶対に真似厳禁
その先はせっかくなので動画で確認して欲しい。ただ、閲覧する上でお伝えしておきたいのは、この実験は命がけなので真似厳禁だということ。どんな状況であったとしても、人に向けて発砲してはいけないぞ!
▼手元が狂ったら……なんて考えるとガクブルだ。繰り返すが閲覧注意!
▼こちらは英語版