どうも、佐藤です。私は自負するほどイケてない。普通のオッサン、いや人によっては毛嫌いするほど、クセの強いオッサンである。こんな私にも夢はある。それはホストのようにカッコよく写真に写ってみたいということ。素材は悪いけど、創意工夫でなんとかなるやろ!? と長年考えていた。
そこで実際に行動に出てみた! 美容室でヘアメイク・メイクを行い、スーツをバシッと着てみた。しかしどうにも、落ち着きが悪いというか、取ってつけたみたいというか……。最後にホスト専用スタジオで撮影をお願いしてみたところ……キター! わが目を疑うほどのイケメンに、マジでなったよーーーッ!!
・イケメンだから……
私は昔から、新宿・歌舞伎町のホスト看板を見るたびに、なんでこうもカッコいいんだと思っていた。これやっぱイケメンだからイケメンなんだよなと、どこかで諦めていたのだ。
・美容室とスタジオへ
だが、やってみないとわからない! ということで、速攻で美容室を予約して、撮影スタジオに問い合わせてみた。美容室はいつも変身企画で協力頂いている、東京・表参道のAnZie(アンジー)。撮影スタジオは歌舞伎町の「URECCO STUDIO MENS」である。
・ホスト撮影の神髄!
AnZieは毎回協力して頂いているので、問題なかったのだが、URECCO STUDIO MENSの方は本来、ホスト専門のスタジオ。今回は特別に協力して頂き、ホスト撮影の神髄を体感させてもらった!
・髪、メイク、スーツは完ぺき!
私は白髪交じりのオッサンである。まずは髪を軽く茶色に染め、洗髪の後にカット。スタイリングと同時に顔のメイクを施術してもらった。これだけで軽く2時間かかった。そして、ホストを意識した紫のシャツを着てスーツを羽織る。これで完ぺき! のはずだった……。ところが!
・な、なんかおかしくない?
なんかおかしい。全然しっくり来てない。何が悪いのか、自分でも良くわからないけど、なんか変だ。板についてない、というか気持ち悪い……。これ、スタジオでなんとかなるのか?
・カメラマン「大丈夫です!」
スタジオに行くとスタッフの方がにこやかに迎えてくれた。「(見た目は)こんな状況なんですが、なんとかなりますか?」と尋ねると、「大丈夫です!」と心強い答え。さすがホスト専門スタジオのカメラマンである。お任せするしかないだろ!
・指示を受けて撮影すると……
このお店では、5400円で2カットからが基本。1カット追加するごとに1080円プラスである。「ちょっと右肩を落としてください」とか「目線を外してください」とか、指示を受けながら撮影に応じ、その画像をパソコンで見てみると……。
すげーーー! めっちゃイケメンになっとるやないかい!! さっきまでスッテンテンのオッサンやったのに!
結論、カッコいいは作れる! カワイイも作れるけど、カッコいいも作れることがわかった! それにしても照明の効果ってすげえな。男でもパネルマジックが通用することがわかったぞ!
取材協力:AnZie、URECCO STUDIO MEN’S(Twitter)
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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▼普段の佐藤。とてもじゃないが、ホストに近づくのは難しそう
▼まずはヘアメイク
▼美容師さん2人がかりだ
▼同時進行でメイク
▼髪と顔はなんかいい雰囲気
▼スーツでバッチリ! のはずなんだけど……
▼なんだろう、なんか変……
▼ホスト専門の撮影スタジオへ移動。素材が怪しいんだけど、なんとかなるのか? 撮影用の可愛らしい備品
▼カメラマンの指示に従い、右肩を下げたり、目線を外したり
▼座りのカットも撮影。これでいいのかな……
▼そしてできた写真がこちら
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▼すげーーーッ!! カッコいい!
▼結論、カッコいいは作れる!