突然だが、「オーストラリア料理」と聞いて何を思い浮かべるだろう? オージービーフ? ミートパイ? つい先日、10日ほどオーストラリア旅行へ行ってきたのだが……ハッキリ言ってその答えはわからなかった。ネタではなく、マジで不明である。
ひとつ言えるのは、「オーストラリアにはどの国の料理も当たり前にある」ということ。和食・中華・コリアン・カレー・イタリアン・タイ……などなど様々な料理が、想像以上にポピュラーに楽しめる。中でも特に「ウマッ!」と印象に残ったのが、『グズマン イー ゴメズ』のブリトーであった。
・オーストラリア発のメキシコ料理店
ご存じの方も多いと思うが、先に断わっておくと『グズマン イー ゴメズ(GUZMAN Y GOMEZ)』、通称 “GYG” は、オーストラリア生まれのメキシコ料理チェーン店だ。ややこしいから整理すると、料理の内容はメキシカン、店の発祥はオーストラリアとなる。
街中でもそれなりの頻度で見かけ、筆者はゴールドコーストでGYGを初体験したのだが……コレがめちゃめちゃウマい! てかチェーン店のクオリティじゃねぇええ!! そこまでメキシコ料理を食べて来た人生ではないが、確実にトップランクに食い込んでくるウマさやないか!
・日本にも進出してた
特にブリトーは、皮のモチモチした食感もさることながら、ほんのりとした甘さが秀逸。具の肉・野菜・米・豆・チーズらと、サルサソースの相性は最強! 「こいつはスゴイ!!」と、ボリュームも含め文句なしの完成度であった。
感動しすぎて「こんなブリトーが日本でも食べられたらなぁ」なんてボヤいていたら、オーストラリア在住の知人に、「え? 今年日本にもオープンしたよ?」と言われてしまった……な、なんだってーーー!? マジでGYGが日本にもあるんでっか!
・日本のGYGに行ってみた
調べてみると、確かにGYGは原宿に日本第1号店をオープンしていた。大きな話題となった「渋谷タコベル」とほぼ同時期だから、全然気付かなかったぜ……。だが本場の味を覚えた今だからこそ、違いが分かるというもの。というわけで、日本で唯一のGYG、原宿ラフォーレ店でブリトーを食べてみることにした。
お店に到着すると、店の雰囲気は文句なしにオーストラリアで見たGYGである。自分で持ってくるソースやパクチー、はたまた紙の容器まで現地と同じ。料理を注文し待つこと数分、これまた見た目は「あの日食べた」ブリトーとナチョスがやってきた……!
・味は同じなのか……?
さっそく食べてみると……ぉぉぉおおんなじ! 完・全・一・致!! 皮もボリュームも具も味も、ゴールドコーストで食べたブリトーであり、ナチョスである! 気付くのは遅かったけど、マジで日本にウェルカムGYG!! 熱烈に歓迎するよ!
基本的にはファストフードだから、メキシコ料理を食べ慣れていない人にも馴染みやすい味だといえる。オーストラリアも原宿も味の違いは全然ないから、興味がある人はぜひ一度食べてみてほしい。マジで本場の味だぞ!
参考リンク:グズマン イー ゴメズ
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼オーストラリアで食べた料理の中でも、屈指のウマさだったGYG。
▼ウマすぎてフリーズした。
▼というわけで、日本も同じくらいウマいのか確かめに、原宿に行ってみたぞ。
▼店の雰囲気はGYGだ。
▼このコーナーもオーストラリアと同じ。
▼この写真はオーストラリアのGYGで撮影したもの。紙の容器まで同じだった。
▼こちら、ゴールドコーストで食べたブリトー。知人は「チキンの豆抜き」らしい。もちろん日本でもオーダー可能だ。
▼原宿にて。同じや!
▼本場のナチョス。
▼原宿のナチョス。サワークリーム頼むのを忘れたが、基本は同じ。
▼取り放題のパクチーをのせて食べると超ウマい!
▼気づくの遅れたけど、ウェルカムGYG! 本場の味をありがとーーー!!