日本でも人気のファーストフード店バーガーキング。最近では真っ赤な『AKAバーガー』と真っ黒な『KUROバーガー』が話題となった。そしてこの度、『KUROバーガー』がモデルとなった漆黒色のバーガーが、海外のバーガーキングでも売り出されることに。
「見た目が黒いバーガーだぜ? こりゃあ人気が出るはずだよ!」という予想は的中。海外メディアが軒並み報じるほどの盛況っぷりなのだが……何だか様子がオカシイ。なんと……「黒いバーガー食ったら、次の日のウンコが緑だった」という方向で話題となっているのだ! そっちかよっっっ!!
・味や見た目よりも、「緑のウンコ」!
この度、アメリカやイギリスなどでも販売が開始されたバーガーキングの『ハロウィン・ウーパー』。“ウーパー” とは、「とてつもなく大きい」と言う意味のバーガーキングの看板商品なのだが、見た目はバンズが真っ黒なハンバーガー。確かにその黒さは、ハロウィンの雰囲気にピッタリである!
お味の方がいかがかな? とネットで調べてみても、みんな味については言及していない。見た目のことも二の次だ。では何で盛り上がっているかと言うと……「食べた後に、ウンコが緑色になる」ということだ!
・ネットの声「ピッコロみたいな緑だった」
もうネット上の意見は、見事なほど「緑のウンコ」だらけ。数多の海外サイトが「緑のウンコ現象」を伝え、ツイッター上には「#GreenPoop」というハッシュタグまで作られて、「ウンコが緑」関連の意見ばかりが集まっているのだ。どんな様子なのか、ちょっと見てみよう。
「ドラゴンボールのピッコロみたいな色だった」
「オモチャやアニメみたいな、鮮やかなグリーン!」
「ブルーグリーンのウンコだった。俺の茶色のウンコはどこに?」
「元の茶色に戻るのに、3日もかかった」
「もう食べない」
「バーガーキングは、こんな反応を予想していなかったはず」
「 “緑のウンコチーム” に入るために食べなきゃ!」
「緑のウンコをするためだけに、ハロウィン・ウーパーを食べたい」
「緑のウンコが出ないなら、ハロウィン・ウーパーを食べる意味がない」
・ウンコが緑になる理由
でも、なぜウンコが緑になるのだろうか? 確かなことは明らかになっていないが、海外サイト Metro は、食品を黒くするために緑の着色料が使われていることが多く、その緑がウンコに出たのではと推測。またバーガーキングは、「含まれる着色料は1%未満だけ」と説明しているようだ。
・日本の『KUROバーガー』を食べるとウンコはどうなる?
一方、イカ墨入りの “黒色ケチャップ” が使われている日本の『KUROバーガー』はどうだろう? 以前に『KUROバーガー』を食したことのある、佐藤記者とP.K.サンジュン記者に確認してみた所、それぞれ「緑じゃなかった」、「気にしてなかった」という回答が返ってきた。
うーん、ちょっと微妙。けれども「気にしてなかった」ということは、きっとウンコは緑じゃなかったのだろう。だって、ピッコロみたいな緑のウンコが出たら覚えているはずだもんね!
なんだか予想の斜め上の方向で盛り上がりを見せている、真っ黒『ハロウィン・ウーパー』。 まあ「ウンコが緑色になる」ことも含めてなにやらハロウィンっぽい気もするぞ!
参照元:Facebook、Metro、Twitter #GreenPoop、abc13(英語)、バーガーキング[1][2]
執筆:小千谷サチ
Photo:Rocketnews24
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▼『ハロウィン・ウーパー』のオフィシャル動画
▼日本の『KUROバーガー』を食べても、「緑のウンコは出なかった」と答えた佐藤記者。
▼「気にしてなかった」と答えたP.K.サンジュン記者。
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