一気に秋の雰囲気が漂い始めた日本列島。もうシーズンは過ぎてしまった感もあるが、暑い時期に「かき氷」を楽しむのは日本だけではない。都内に続々と「台湾かき氷専門店」がオープンしていることからもわかるように、台湾でもかき氷はポピュラーな食べ物である。だがしかし……。だがだがしかし……!
我々の想像を遥かに超えるかき氷が台湾にあるという情報をキャッチ! それが「牡蠣のかき氷」だッ!! か……、牡蠣を使ったかき氷ですと……? まさに『リアルかき氷』じゃないっスカーーー! 先輩冗談キツイっすよーーーー!!
・牡蠣の産地で生まれた「リアルかき氷」
牡蠣のかき氷を提供しているのは、台湾は彰化県にあるかき氷屋さん『王者之蚵』。彰化県は牡蠣の産地で、牡蠣料理専門店が多い中、「うちも牡蠣を使った料理が出来ないものか?」 と考えた末に開発されたのが、『牡蠣のかき氷』(現地名:珍珠蚵雪花冰)だ。
筆者は無類の牡蠣好きである。友人たちには「俺が死んだら鼻の穴に生牡蠣を詰めてくれ」とお願いしてあるほど牡蠣には目がない。基本的に牡蠣料理なら何でも食い付く筆者だが、これはなかなか「ウマそう!」 とはならない……! こんな気持ち初めてや……!!
・種類も豊富
牡蠣自体に味が付いているのかは不明だが、台湾のかき氷は氷自体に味が付いているから、普通に考えれば「甘い氷 + 牡蠣」の組み合わせということになる。これを戦慄といわずになんといおう?
ちなみにこの「牡蠣のかき氷」は1種類だけではない。同店のFacebookを見てみると、「アスパラと組み合わせたバージョン」や「きのこ(エリンギ?)と組み合わせたパターン」などの派生形も確認できた。
先述したように、日本では台湾かき氷が大ブームなので、いつか『牡蠣のかき氷』が食べられるかもしれないが、「それまで待てない!」 という人は、現地まで足を運んでみてもいいだろう。その他にもユニークなかき氷が多い『王者之蚵』。気になる人はぜひチェックしてくれよな!
▼チョコスプレーと牡蠣が合わなすぎる。
▼キノコとの組み合わせも言葉にならない。
▼無類の牡蠣好きなのに、こんな気持ちになったのは初めてや……!