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【カレー探求】暑いときにこそ食いたい! 身体の奥底からジワリと汗をかく「ガンジー」のカレー / 東京・新宿

2015年8月14日

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お盆に入りいくぶん暑さが和らいだとはいえ、まだまだ夏の盛り。皆さんは元気に毎日を過ごしているだろうか。暑いときこそカレーを食べて暑気払いと行きたいところである。

こういう時に食べたいカレーは、盛り付けが華やかな小じゃれた感じのものではなく、またトッピングに凝ったものではない。後からジワリとスパイスが効いてきて、静かに汗を流すようなタイプ。たとえるなら、東京・新宿の「ガンジー」のカレーだ。

・穴場的なお店

お店はJR新宿駅東口から約5分のところにある。ビックロの向いにあるマツモトキヨシの脇道を少し入ったところだ。表の通りからは見えない場所にあるので、知る人ぞ知る穴場といった雰囲気のお店である。

・トマトスライス

ここはルーを別添えにしてカレーを提供している。最近は提供時にルーがかかっているのが一般的だ。おそらく古くから営業しているため、その名残りが今に残っているのでないだろうか。もうひとつガンジーを象徴するものがある。それはトマトの入ったルーだ。トマトとチーズのカレー(1020円)をオーダーすると、半月形のトマトスライスが入っている。

・身体の芯から

カレーポットに2枚の大きなトマトスライス。その存在感は意外と大きく、味の面でもかなり主張するものがある。ルーそのものはスパイスがしっかりと効いており、はじめはあまり辛さを感じないのだが、食べているうちにジワリと背中に汗をかき始める。なかなか辛味が効いていて、身体の中心からアツくなってくるようだ。

・トマトの酸味

サラッとした口当たりとは裏腹に、意外と辛いカレーのなかにあって、トマトの酸味はそのスパイスに負けていない。むしろスパイスとの相乗効果でより酸っぱく感じるくらいである。カレーに酸味を求めていない人は違和感を覚えるかもしれないのだが、食べているうちにクセになる味である。

ひとつ気になったのは、ご飯の量がいくぶん少ないように感じること。ルーの辛さも相まって、ご飯を消費するスピードが速くなってしまう。いずれにしても、今の暑さにふさわしいカレーのひとつである。

・今回訪問した店舗の情報

店名 ガンジー
住所 東京都新宿区新宿3-17-21 第3ビル 2F
営業時間 11:30~22:00
定休日 なし

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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