私(佐藤)は先日、人生で初めて淡路島に行った。西日本の出身ながら訪ねたことはなく、アドベンチャーゲーム『ポートピア連続殺人事件』で洲本市が舞台になることくらいしか知らなかったのである。訪ねて初めて淡路島のたまねぎがウマいことを知り、土産に買って帰ったほどだ。
以来、淡路島のたまねぎを使った「淡路島カレー」が気になってしまい、新宿でも評価の高いお店を訪ねることにした。そのお店「咖哩なる一族」では、カレーにたっぷりのフライドオニオンをトッピングしており、たまねぎの美味しさを存分に味わえるのだとか。という訳で実際に食べてみたぞ!
・淡路島でカレーを食い忘れた……
淡路島カレーとは、1皿に淡路島産プレミアム玉ねぎを使用しているのが特徴のようである。また、甘さのなかにコクと辛さを備えており、味の変化が楽しめるという。どうせなら淡路島で本場の味を味わえば良かったと、今さらながら後悔している。ハンバーガーやうにしゃぶがウマくて、カレーを食うのを忘れてしまった……。
・ランチ激戦区
さて今回訪問したお店は、西新宿の大ガードから徒歩3分のところにある。この界隈は飲食店が多く立ち並び、昼時はランチ激戦区と化している。サラリーマンやOLを相手に、安くてうまいものを提供するお店がしのぎを削っているのだ。そのなかにあって同店は地下にあり、店構えは決して目立たない。
・混雑時には行列
階段を下りて店内に入ると、ほぼ満席。混雑時には行列のできる人気店なのである。地下にあっても美味しいカレーを求めて、客足が絶えないようだ。実際に食べてみると、その人気の秘密がわかる。
・トッピング2種
基本となるカレーはチキン・ポーク・ビーンズの3種(いずれも890円)。いずれも基本のカレールーは同じ。これにコーン・ツナ・福神漬・うずら卵・ポテトサラダ・ヤングコーンからトッピング2種を選ぶことができる。私はポークカレーにうずら卵とポテサラをチョイス。さらにチーズトッピング(+200円)を追加した。
・噛めば噛むほど甘くなる
食べてみると、ルーは比較的甘めだ。甘さのなかにコクがあり、チーズを加えたことにより、さらに深いコクを楽しむことができた。これに、てんこ盛りのフライドオニオンも相まって、噛めば噛むほど甘くなる印象を受ける。辛いカレーが好みという人は、あらかじめ辛さを追加しておいた方が良いかもしれない。
・店内を明るくすると良いのでは
ひとつ気になったのは、店内がやや暗いこと。お店は、カウンターバーの居抜きだったのではないだろうか。少々暗いという印象を受けたので、もう少し明るいくすると、良いのでは? と感じた。いずれにしても、淡路島の美味しいカレーを食べられる店であることに違いない。淡路島カレー未体験の方は一度試してみてはいかがだろうか。
・今回訪問した店舗の情報
店名 咖哩なる一族
住所 東京都新宿区西新宿7-11-15 MIYAKOビル B1F
営業時間 11:30~15:00、18:00~22:30
定休日 日・祝日
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24