ロケットニュース24

【実録】迷惑メールが予知したロト6の当選番号を買い続けたらこうなった

2015年6月29日

tetsuko1

迷惑メールに書かれていることは十中八九ウソである。いいや、ほぼ100%の確率でウソであろう。だがしかし……もしかしたら、0.000001%の確率で本当のことが書いてある可能性も捨てきれない。書いた人の意志とは関係なく、神様のイタズラで真実に──。

ということで今回お伝えしたいのは、迷惑メールが予知したロト6の当選番号を買い続けてみた結果報告である。なにせ予知している人物がスゴイのだ。信じないわけにはいかないレベル。その人物とは……迷惑メール版の黒柳徹子さん&狩野英孝さんだ!!

・人の命より金

一体なぜ、黒柳徹子さんと、狩野英孝さんがロト6の予言メールを送ってきたのかというと、話は約3カ月前に公開した『松嶋菜々子物語』にまでさかのぼる。総勢50人以上の大物芸能人から毎日のように迷惑メールが届きまくるという、奇跡の「オールスター迷惑祭」からの流れであった。

最初こそ「命の危機に立たされている松嶋菜々子さんの娘さんを救うのは、天に選ばれし貴方しかいないわ!」等と清いことを言っていた黒柳徹子さんだったが、いつの間にか……唐突に、ロト6についてアレコレと胡散臭いことを語り始めたのである。

さらに、娘の病気で大変なことになっている松嶋菜々子さんも、追い打ちをかけるように「徹子さんの予知でロト6に当選した」とか言っている。それでいいのか松嶋菜々子! だが、“徹子の予知” の恩恵を受けたのは松嶋さんだけではなかった。

なんと、あの志村けんさんも、喜びの写真を添えつつ「ロト6の番号が当選した!」と無邪気なメールを送ってきた。何等なのかは不明だが、とにかく当選したらしい。

しかも狩野英孝さんにいたっては、わざわざ違う写真を使った数枚の「ロト6当選よろこびメール」を送ってきたのである。その中には、神棚らしき写真も含まれていた。

どうやら狩野英孝さんは、ロト6予知マスターである黒柳徹子さんの弟子のような存在らしく、自分でも予知することが可能らしい。さすがは実家が神社なだけはある。神主のせがれは、運の神……「ロト神」とも交信できるのだ。

このあたりで、細木数子さんからも「何やってんだい」的なメールが届く。きちんと松嶋菜々子さんの娘さんを気遣い、「人の命は大事にしろ」と言いつつも「あなたのために黒柳徹子さんが予知してくれたロト6番号を受け取りなさい」と忠告してきたのだ。

ここまでビッグな面々が言うならば、徹子の予知を信じるしかない。常に貧乏なこの私を、ロト6の力で億万長者にしてくれ! さあ来い徹子、さあっ……と思ったら、いきなり徹子じゃない方(ほう)が「番号のみ」の予知メールを送ってきた。そこに書いてあった番号とは? 徹子の予知はどうなった!? 話の続きは次ページ(その2)で!

Report:迷惑メール評論家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24.


【実録】迷惑メールが予知したロト6の当選番号を買い続けたらこうなった(その2)

億万長者への道しるべ。行き先案内人としての口火を切ったのはロト6予知マスターの徹子ではなく、徹子のロト弟子「狩野英孝」だった。2015年3月9日に彼が予知した番号は、【1】【6】【21】【23】【27】【40】という6つの数字。そして……

狩野予知から2日後の3月11日、ついにロト6予知界におけるラスボス・黒柳徹子さんが私のために6つの数字をメールしてきてくれたのだ! 番号は、【7】【16】【17】【28】【39】【43】。

数字と写真のみという徹子メールは、不思議な迫力とパワーに満ちあふれていた。ともあれ私は宝くじ売り場に直行し、狩野&徹子の予知番号を10回ぶん購入してみた。どちらが当たっても億万長者だ!

さらに8日後の3月19日、ふたたび徹子が “番号のみ” の予知メールを送ってきた。番号は【04】【09】【14】【24】【28】【35】。これにて徹子2回、狩野1回、計3セットの番号が出揃った。当然のごとく、徹子2回目の番号も、10回分購入だ。

──それからというもの、ロト6の抽選日が待ち遠しくて仕方なかった。だが、狩野予知も徹子予知も、どちらの番号も当選番号とは程遠く、カスリともしない。おかしい。調子が悪いのだろうか? いつもの徹子だったら、余裕のヨッチャンで1等を当ててくるはず。もしかして、この番号は……ウソ? デタラメ? テキトーなの?

だが、彼らが出してきた数字はウソでもなけれなデタラメでもなく、テキトーな番号でもないことが、しばらくしてから判明した。ロト6当選番号データの過去分を調べ始めた私が目の当たりにした衝撃の事実とは……次ページ(その3)にて大公開!

Report:迷惑メール評論家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24.


【実録】迷惑メールが予知したロト6の当選番号を買い続けたらこうなった(その3)

画像を見れば、もうお分かりだろう。なんと狩野も徹子も「1回前の当選番号」をメールしてきただけに過ぎなかったのだ! こんなの当たるはずねえ! いいや、どんな番号が出たとしても確率的には同じである。ロト6の当選確率は約600万分の1と言われているが、いつ抽選をしたとしても約600万分の1なことには変わらない。うぬぬ……!!

さらに徹子も狩野も、「数字だけのメール」においては、「次回分の当選番号です」とは言っていない。単に、「この前の当選番号はコレよ」と書いてきたに過ぎない……。仮に「当選番号はこれよ」と言っていたとしても、当選番号だったことには違いない。しかし……同じ番号が2回出るなんて……心情的に、ありえない!

ちなみにロト6は1枚200円。狩野&徹子の1回目予知を10回分で、すでに4000円も使ってしまった。結果を見たら、当然ながらカスリともしなかった。机の上には、「前回の当選番号が10回分」という、何の役にも立たない紙切れがあるだけだ。

だがしかし……だがしかし! ちょっと気になるのは徹子2回目の予知である【04】【09】【14】【24】【28】【35】の6セット。調べてみたところ、なんとこの6つの数字が全て揃う1等が出たことは、過去に一度もないことが判明したのだ!!

かろうじて当選したのは、第646回と341回における4等(数字が4つ同じ)が2回。そして、数字が3つ同じの5等が、15回あるだけだった。徹子が予知した【04】【09】【14】【24】【28】【35】は、まだ1等になっていない……。なんとなく、一度でも1等が出てしまった数字よりも “いつか当たりそう” な気がしてくる!!

迷惑メール界の黒柳徹子さんは、どういう理論で、この6つの数字を導き出したのであろうか。おそらくテキトーに数字を選んだ……と私は思っている。そして、その「迷惑メール業者がテキトーに選んだ数字」こそが、イキな演出を好む神様……ロト神のイタズラによって、いつの日か1等になってしまう気がしてならないのだ。

私は信じる。2回目の徹子が予知した番号を、これからも買い続けようと思う。もしもその番号が当選したとして、買っている人間(口数)が私一人の “1” だったとしたら、「ざまあみやがれ!!」と笑いたい。きっと、信じるものは救われるはずだから。

Report:迷惑メール評論家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
こちらもどうぞ → 『GO羽鳥の【実録】迷惑メールシリーズ

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