個人で自作のスタンプを作り販売できる「LINEクリエーターズマーケット」が開始されてから、全てを把握するのは無理! というほど、多種多様なLINEスタンプが登場するようになった。ユーザーにとっては嬉しい限りだが、中には有能なのに埋もれてしまっている、勿体ないものもある……。
そこで今回はプロレスラー、もしくはプロレス団体が公式に販売しているLINEスタンプに絞り、厳選した10種類をご紹介したい。プロレスを知らなくても使えるものが多いから、ファンじゃなくても要チェックだ!
・クリエーターズスタンプの賢い探し方
まずは裏ワザ……というほど大したものではないが、クリエーターズスタンプの効率の良い探し方をご紹介したい。クリエーターズスタンプはLINEアプリからも購入可能だが、検索機能がない上、一度スタンプのページに飛ぶと、戻ったとき最初からリロードされてしまう。これはメチャメチャ効率が悪い。
賢いのは、ブラウザでクリエーターズスタンプのページを開き購入することで、これにより検索も可能となり、効率よくお目当てのスタンプが探せるようになる。話はそれたが、覚えておいて損はないテクニックだ。
・長州力「スタンプ革命編」
以前の記事で、長州力と天龍源一郎の『日本一滑舌の悪いしゃべるスタンプ』をご紹介したが、こちらは通常のスタンプとなっている。特徴はかなりのプロレスファンじゃなければわからないセリフが満載なことで、「よし、押さえろ」「ど真ん中に立ってやる」「またぐなよ」、さらにはあの「顔面襲撃」までがデザインされている。
・長州力
上述のスタンプに比べ、ポップな長州力のスタンプ。「俺はかませ犬じゃない」「キレちゃいないよ」「何こらタココラ」などもデザインされているが、全般的にアッサリ系の長州テイストといえる。
・蝶野スタンプ「黒のカリスマ編」
そのままズバリ、プロレスラー蝶野正洋のスタンプ。蝶野の得意技「ケンカキック」や「STF」さらには「ビンタ」などが収録されているが、注目は蝶野独特の呼吸法、通称 “バタフライ呼吸法” までがデザイン化されていること。作り手はかなり上級のプロレスファンに違いない。
・新日本プロレスリング
ご存じの方も多いと思われる、新日本プロレスのスタンプ。タレントが多いだけに、棚橋弘至、オカダ・カズチカ、中邑真輔など、様々な選手が収録されている。もちろん、中西学や永田裕志、天山広吉もデザイン化されているから、往年のプロレスファンにも手が出しやすいスタンプといえるだろう。
・武藤敬司率いるWRESTLE-1スタンプ!
プロレス団体WRESTLE-1(レッスルワン)のスタンプ。団体の顔である武藤敬司のスタンプが多いが、船木誠勝、カズ・ハヤシ、近藤修司なども収録されている。それぞれの顔がかなり似ており、再現度が高いのが特徴。
・全日本プロレス公式スタンプ
秋山準を筆頭とした、新生・全日本プロレスのスタンプ。曙や渕正信、諏訪魔などが収録されているが、注目は名レフリー・和田京平が収録されていること。全体的にデザインにムラがあり、統一感はあまりない。
・みちのくプロレス
グレート・サスケ率いる「みちのくプロレス」のスタンプ。サスケはもちろん、新崎人生やフジタJrハヤトらが収録されている。マスクマンが多いから、プロレスファンでなくても使いやすいスタンプといえる。
・ドラゴンゲートスタンプ第2弾
名称からもわかるとおり、第1弾も発売されている「ドラゴンゲート」のスタンプ。第1弾と比べてセリフに躍動感があり、第2弾の方が使いやすさは上。同団体は個性的な選手が多いので、スタンプにもそれが反映されている。
・CMLL
メキシコのプロレス団体、CMLLのスタンプ。基本的にはマスクマンばかりなので、デザインのバリエーションが豊富かつわかりやすく、選手を知らなくても使いやすいデザインといえる。プロレスファンじゃない人にもオススメ。
・ターザン山本
元週刊プロレス編集長、ターザン山本のスタンプ。かなりマニアックなスタンプなので、プロレスファン以外にはオススメしない。「密航」など、熱心なプロレスファンだった人には、ドキッとするようなキーワードもデザインされている。
この他にも、アントニオ猪木・OZアカデミー・桜庭和志・KAIENTAI DOJO・大日本プロレス・センダイガールズプロレス……などの公式系や、個人クリエーター製作のオリジナル系・プロレススタンプも多いから、気になる人はぜひチェックしてほしい。
参考リンク:LINE STORE
執筆:P.K.サンジュン