pk

PK(ペナルティーキック)の妨害といえば、おそらく多くの人はレーザーポインターを思い浮かべることだろう。選手の目元あたりに緑色の光がチラチラ。そんなフェアプレーの精神が感じられない光景は、見ているこちらまで気分が悪くなるものである。

「妨害」という行為……ましてやファンが試合に水を差すことは絶対に許せないが、先日韓国のサッカーリーグでもPKを妨害する事件が発生した。しかし、驚かされるのは前代未聞のその手法。なんと選手がピッチに穴を掘ってしまったというのだ!!

・韓国1部リーグでの出来事

事件が起きたのは、2015年5月24日に行われた韓国1部リーグの光州FC(黄)vs 釜山アイパーク(青)の試合。そして0−0で迎えた後半20分、光州はPKのチャンスを得たシーンのことである。

・ペナルティースポットに穴

動画「부산 선수들 PK훼방 장면 _ K 리그 클래식」では、ゴールキーパーのイ・ボムヨン選手に注目していただきたい。仲間が審判に抗議をしている際、彼はスパイクで地面をザクザク掘っているのを確認できる。

そう、彼は意図的にペナルティースポット付近で足場が不安定になるように細工しているのだ。スポーツマンシップはどこやら……さらにはキッカーがふかして失敗したことで、非難の集中砲火を浴びる形になった。

・プロは子供の模範となる行動をするべき

PK失敗後にペナルティースポットの前でガッツポーズをする選手がいたこと、そして釜山アイパークが0−1で勝利したことで印象は最悪。ニュースで大きく報道されたことで、ゴールキーパーは謝罪したものの、後味の悪いままになってしまっている。

負けたくないという気持ちはわからないでもないが、勝つために何をやってもいいという訳ではない。ましてや子供の模範となるプロが妨害行為をするなど言語道断。相手へリスペクトを欠いたプレーは、絶対にやってはいけない行為だ。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし

▼これはやってはいけない行為だ

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