世の中には、いつだって行列の超人気飲食店が存在する。常に行列ということは、きっとさぞかし美味しいに違いないが、入店まで何時間かかるかわからない行列の最後尾に並ぶのは、それなりに勇気がいるもの。頑張って並んでも、途中で売り切れてしまうリスクだってあるのだ。
どうすれば「確実に」お店で食事ができるのか? 答えは1つ……、一番乗りすればいいのである。そこでロケットニュース24では「超人気行列店は何時に行けば一番乗りできるのか?」を徹底検証! 第3回は都内屈指の大人気かき氷店、東京は谷中の『ひみつ堂』だ!!
・ひみつ堂とは
まずは『ひみつ堂』のご紹介をしよう。自然の中でゆっくり育った天然氷を、昔ながらの手動式かき氷機で削ったかき氷は、ふわっと消える淡い口どけと評判。シロップも旬の果実や四季折々の果物が使われており、もちろん全て手作りである。
これまで数々のメディアにも紹介され、繁忙期は最大6時間待ちもあるという超人気店で、夏場はもちろん極寒の冬場でも行列が絶えない、まさに行列攻略するにふさわしいお店といえる。一体何時に行けば一番乗りできるのだろうか……?
・開店1時間半前に到着すると……
『ひみつ堂』の開店時間は季節によって異なり、筆者がお邪魔した時期は朝10時オープンであった(開店時間は公式ツイッターで確認すべし)。どれくらいの行列になるのか見当がつかなかったため、筆者はオープン1時間半前の午前8時半に店に到着した。すると……。
ゼロ! お客さんがいない!! あっさり一番乗りゲットやでッ!! 店のシャッターすら開いておらず、少ししてから店員さんが出勤してきた。その後も来店はなく「早すぎたかな?」と思いつつも待機。9時20分頃にようやくお客さんが来店し「これオープン直後でも入れるんじゃね?」と少し後悔していた……。ところがどっこいしょーーー!
9時半を過ぎると7人組・5人組などの団体さんが続々と押し寄せ、9時40分には座席数の21人目が来店、オープンの10時には約40人の行列になっていた。かき氷で40人待ち……! 平日でこれなら、土日はどうなってしまうというのか?
・かき氷を食す
10時を過ぎ一番で席に通された筆者が注文したのは、一番人気の『ひみつのいちごみるく』である。カウンター越しに手動式かき氷機で削られた氷は、見るからにふわふわ。ウットリと眺めていると、あっという間に『ひみつのいちごみるく』がやってきた……!
てか、デカいな! なんか子供の頭くらいあるぞコレ!! 見るからに果肉感がハンパないシロップは、マジで器の外まであふれ出している。さっそく食べてみると……あー違う! 今まで食べてきたかき氷と全然違う!! やだやだやだ、マジで超ウマいんですけどー!
氷の口どけは言うまでもなく、シロップもマジでウマい。さらには白いから一瞬わからなかったものの、ミルクもたっぷりとかけられている。舌が冷えたら温かいほうじ茶で舌をリセット。するとまたサクサクと氷が入っていく……これいくらでも食えるぞ!
結果として平日のひみつ堂は「開店45分前で一番乗り」「開店25分前で1ターン目に入店できる」ことが判明した。ただし、これはもちろん日によるので、あくまで目安として参考にしてほしい。また、整理券が配布されることもあるとのことなので、詳しくはお店のホームページを確認しれくれよな!
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 ひみつ堂
住所 東京都台東区谷中3-11-18
時間 季節によって異なる。詳しくは Twitter@himitsuno132
休日 不定休
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
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▼なんとシャッターが開く前に一番乗り!
▼後ろに行列もない。
▼行列店の証、張り紙。
▼のれんもかかり、準備完了。
▼30分ほど前からお客さんが増えてきた。
▼こちらが一番人気の『ひみつのいちごみるく』
▼ズドーーン!
▼マジでシロップが器の外まであふれてる(笑)
▼ウマい! 今まで食べてきたかき氷と違う!!
▼ほうじ茶で舌をリセットしたら、いくらでも食える!
▼食べ終え店を出た後。店内が満席(21人)いて、この行列……おそろしい。
▼それでも「どうしても食べてみたい!」という人はマニュアルを参考にしてくれ!!