60c9KP4

何気なく撮影した写真が、確認したら素晴らしい一瞬を切り取ったこの世に一枚の作品だった! 皆さんにはこんな経験はないだろうか? いわゆる「奇跡の一枚」というやつである。

いま、ネット上で「ある意味、奇跡の一枚になった写真」が話題となっている。それは、英サッカーチーム「マンチェスター・シティ」の看板を撮影したものなのだが、あるものが写りこんだばかりに、思わず二度見する情景になってしまったというのだ。

この看板に写っているのは、マンチェスター・シティのヴァンサン・コンパニ選手。そして現在、同チームからスペイン・バレンシアにレンタル移籍中のアルバロ・ネグレド選手であるという。

看板にはコンパニ選手が力強く咆哮(ほうこう)する様子が描かれており、その後ろからネグレド選手がそっと寄り添っている。勝利の瞬間だろうか? 見ているだけでアツいものがこみ上げてくる。きっと、誰もが感動する一瞬だったに違いない。

……のはずだったのに……!! その2人の手前に茂みが写りこんでしまったばっかりに、感動熱血スポーツシーンが、全く別のものに見えているというのだ。詳しくは画像でご確認いただきたいが、その変貌ぶりに驚いてしまう人も多いのではないだろうか。

この写真自体は過去に激撮されたもののようだが、あまりの奇跡ぶりに再び話題となっている。確かに「茂み一つで別ジャンルに見える」この事実は衝撃的だ……。

それにしても、まったく写真というのは不思議だ。同じものを撮影しても、見る角度、写りこんだもの、そして見る人の心で意味が変わってくるのだから。

参照元:WHO ATE ALL THE PIES(英語)、RedditImgur、Twitter @ManCityPhotos
執筆:沢井メグ