休日はマイカーやレンタカーでドライブ! ……と、カワイイ彼女や友達たちと、いつもは行かない場所へ車で行くと、ストレスも吹っ飛ぶもの。
人気のドライブスポットといえば「横浜」や千葉の「房総半島」など、ついつい近場を想像してしまう。しかし、“究極のドライブスポット” は、日本列島の西の端っこ、沖縄は「宮古島」にあるのだ!
・なぜ宮古島が究極のドライブスポットなのか
まず、なぜ宮古島が究極のドライブスポットなのかを説明したい。宮古島の面積は158.87平方キロメートルと、車で朝から夕方頃までゆったり一周できる大きさ。
また、地形はほぼ台地なので、全般に平坦。つまり、どこを走ってもあまり暗い場所はなく、沖縄の美しい景色を楽しむことができる! さらにもう一つ素晴らしい要素があるのだが、それは後で説明しよう。
・ドライブの相棒
まず宮古島へ行くには、羽田空港からは直通便が出ているが、その他の空港は那覇経由で行くことになる。繁忙期でなければ「じゃらん」や「JALツアー」などで、ホテル2~3泊+レンタカー代込み4万~6万円ぐらいで行くことができるはずだ。
そして、宮古島ドライブの相棒となるレンタカーは、ホンダの「フィット」をイチオシしたい。もっとも安い価格帯のレンタカーはその他に「ヴィッツ」や「マーチ」などの選択肢があるが、絶景スポットを複数回乗り降りする宮古島ドライブで楽な “キーレスエントリー” を搭載していることが多い。
さらにラゲッジも広く、燃費も比較的良いため、宮古島一周でもガソリンを途中で給油する必要は無いはず。走りについてはその他のコンパクトカーと大差ないが、ゆったり走る宮古島ドライブでは高排気量の車は不要である。それでは、宮古島1日ドライブのルートを紹介しよう。
・宮古島に着いたらまずはメシ
宮古島に行くなら、午前11時過ぎには現地に着く飛行機を利用したい。朝飯はあえて抜いておいて、宮古空港から数分南に走った『イタリア人のカフェ ベルデマーレ』へ行こう。
宮古島でイタリアン!? と思うかもしれないが、ここではイタリア人の奥さんが腕を振るう絶品のピッツァやパスタを、宮古島ののどかな空気と時間のなか食べることができる。
島の雰囲気を味わうのはもう少し置いておいて、まずは店名にもなっているベルデマーレの和訳『碧の海』を想像しつつ、美味しいイタリアンを食べながら、期待値を高めるようにしよう。
・最初に向かうのは「池間島」
腹ごしらえをしたら、第一の目的地「池間島」へ向かう。池間島は宮古島の北西に位置しており、宮古島からは池間大橋という橋を渡っていくことができる。
島周辺には「干瀬(ビジ)」と呼ばれるサンゴ礁群が散在しており、海の美しさは宮古島のなかでもトップクラス。まずは海の美しさを体全体で感じつつ、宮古列島ドライブの始まりだ!
・次に向かうのは「伊良部島」
お次に行くのは「伊良部島」。伊良部島へ行くには、宮古島から架かる伊良部大橋を渡る。伊良部大橋は2015年1月31日に開通し、通行料金を徴収しない橋としては日本最長のもの。
もちろん車からの眺めは最高で、まるで “海の上を走っている” かのような錯覚におちいる。伊良部大橋を渡ったあとは、伊良部島をぐるっと一周して景色を楽しみ、次のスポットへ向かおう。
・島の東側をぐるっと
宮古列島二つを巡ったら、次は島の東側をぐるっと回り初日の出の名所でもある、宮古島最東端「東平安名岬」の灯台にのぼったり、「保良川ビーチ」や「シギラビーチ」などのビーチで遊ぶと良い。
そして夕方になる頃、最後のドライブスポットである「来間島」へ車を走らせると……。
・来間島の「最高の夕焼け」
来間島は宮古島の南西に位置し、来間大橋という橋を渡って行くことになる。来間島自体は非常に小さな島なのだが、サトウキビの畑などが広がる、非常にのどかな島になっている。
その西端にある砂浜「長間浜」は、日本でも有数のサンセットビーチとして知られ、まさに “最高の夕焼け” を堪能することができる名所になっているのだ。白い砂浜と夕焼けに染まる海、心も溶けてしまいそうな美しさは、きっと忘れることができないはず。
・ホテルに帰る前に
究極のドライブを堪能したあとは、宮古島のイオンタウンにでも行って『にんじんしりしり』や『宮古そば』、『てびちの煮つけ』、『さしみ』などを買って、ホテルへ行こう! もちろん、『オリオンビール』も忘れずに!!
ホテルに着いたらキンキンに冷えたオリオンビールと、イオンで買った惣菜(なぜか超ウマい)をつまみに、ドライブの写真でも見ながら琉球朝日放送でも見ていれば大満足! 宮古ドライブお疲れ様でした。
──以上が「宮古島究極ドライブ」の流れである。沖縄の離島というとあまりドライブというイメージが無いが、羽田空港から3時間程度、那覇からなら1時間弱の飛行機で行けるため、案外アクセスも楽なものだ。
近場のドライブも楽しいが、たまには足を思いっきり伸ばして、全く違う景色を楽しみに行くのも良い。これから夏になりマンゴーなどのフルーツも美味しい季節になるので、ぜひチャレンジしてみて欲しいぞ!
Report:なかの
Photo:Rocketnews24.