東京・浅草寺と言えば、今や世界的に有名な観光地だ。平日・休日を問わずに、毎日人々で賑わっており、お寺の境内やその周辺は何件もの露天や土産物店、飲食店が軒を連ねている。
そんな界隈を私(筆者)が歩いていたときのこと。偶然、ある看板の文字が飛び込んできた。──「もんじゃころっけバーガー、450円」。……もんじゃ焼きのコロッケ!? そしてさらにそのハンバーガー? 一体どんな味なんだ!? ……気になる。ということで、その『もんじゃコロッケバーガー』を食べてみたので、レポートしたい。
・パティの代わりのもんじゃコロッケ
『もんじゃころっけバーガー』はその名の通り、もんじゃ焼きのコロッケをバンズ(パン)で挟んだハンバーガー。中に挟まれているのは、もんじゃコロッケの他に、レタス、チーズ。パティの代わりにもんじゃ焼きのコロッケが使われていること以外は、いたってオーソドックスなハンバーガーである。
実際に食べてみると……まず気づいたのは、バンズがふわふわで、レタスがシャキシャキしていること。また、メインとも言えるもんじゃコロッケは、形こそコロッケであるものの、味はまさに正統派のもんじゃ焼きそのものだ。そのコロッケがふわふわのバンズなどとよく合う。
ザックリ言うと、マクドナルドの『グラコロ』のコロッケの中身をもんじゃ焼きに変えたようなイメージだが、バンズも中身のコロッケもレタスもチーズも、こちらの『もんじゃころっけバーガー』の方が、はるかに手が込んでいる印象。……これは、おいしい!
・他にもユニークなメニューが
ちなみに、筆者がそのハンバーガーを発見したのは、浅草寺の境内の南側に位置する「たぬき通り」。仲見世通りと、つくばエクスプレス・浅草駅のちょうど中間ほどの位置にある店「浅草もんじゃころっけ」だ。
店では、他にも、唐揚げの中にあんこやピラフ、餃子などを包んだ『浅草包み揚げ餃子』といった、ユニークなメニューを取り揃えている。筆者は餃子を唐揚げで包んだ、「餃子包み」もいただいたが、プリプリの唐揚げと餃子がベストマッチ。こちらもウマい!
・ただユニークなだけではない
『もんじゃころっけバーガー』にしろ、『浅草包み揚げ餃子』にしろ、一見変わったメニューのように思われるかもしれない。しかし、実際に食べてみると、ただユニークなだけではないと感じる人は多いはず。
浅草界隈に足を運んだ際は、同店に立ち寄って自分の舌で確かめてみてはいかがだろうか。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 浅草もんじゃころっけ
住所 東京都台東区浅草1-22-4
時間 11:00~18:00
休日 水曜日
参考リンク:浅草もんじゃころっけ
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
▼こちらが『もんじゃころっけバーガー』
▼バンズに挟まれているのは、もんじゃころっけの他にレタス、チーズ
▼コロッケの中は、昔ながらのもんじゃ焼き
▼こちらが「浅草包み揚げ餃子」(1個250円)
▼今回は餃子が中に包まれていたが、「中身はその日のお楽しみ」とのこと
▼浅草もんじゃころっけ