ネット上で動画を見る人も多いだろう。特にYouTube を視聴する機会が多いはずだ。以前の記事でスーパー個性的な動画、『嫁がゆるさへん』についてお伝えした。この動画はブラジル人ダニエルさんが日本語(関西弁)で、テクノ演歌という独自の音楽ジャンルで歌唱したものである。
これに匹敵する中毒性のある動画はないか、探してみたところ、あるキーワードにたどり着いた。それが、「Worst music ever」である。このワードで検索すると、世界中の個性的なミュージックビデオを視聴できることが判明! ただし職場では見ない方がいい。かなりの確率で遊んでいることがバレてしまうから……。
・スーパー個性的なミュージックビデオ
5位 Chainmale『Freakout』
最初はChainmaleというアーティストの楽曲である。彼の詳細は不明。80年代に活躍したアーティストと思われる。この曲は終始ビートに安定感がなく、聞いていると船酔いにも似た落ち着かない感じになってしまう。そして彼の動きは、曲のタイトルを象徴するような怪しげな動き。シンセサイザーのフレーズが耳にやたら残るので注意。
4位 バーニョ『オリンポス』
ベラルーシ共和国のバンド、バーニョ。まずこの映像で最初に言っておきたいことは、なぜドラムセットを準備できなかった。ドラマーがマジでかわいそうすぎる……。エアドラムは最初のフリだけかと思ったら、最後までエアドラム。どうせ当てぶりなのだから、ドラムがあっても良かったはず。意外と楽曲は良い雰囲気なのに、ドラマーの存在が台無しにしているように見えて仕方がない……。
3位 Sandu Ciorba『Pe cimpoi』
冒頭から繰り返される、お姉さん(?)たちの「オーヨヨヨヨヨヨー」が鮮烈に頭のなかに入り込んでくる。そしてサビ終わりの「アーヨカヨー♪ アーヨカヨー♪」。適度に脱力した感じが非常に心地よく、何も考えたくないときに聞くと最高に馴染むかもしれない。とにかく「オーヨヨヨヨヨヨー」が頭のなかでリフレインしてしまう。
2位 IceJJFish『On The Floor』
2014年2月の公開後またたく間に話題となり、3600万回視聴された作品。冒頭の映像の雰囲気、そしてトラックのビートはかなりいい雰囲気。ところが彼が歌いだすとそのすべてがぶち壊しになってしまう。彼には大変申し訳ないのだが、音痴と言わざるを得ない。見た目以上に高い声にも驚く。
1位 Mark Gormley『Without You』
こちらは2位のIceJJFishとは違う意味で裏切られる作品。米フロリダのMark Gormleyは、IceJJFishとは異なり歌はそこそこ歌える。声も悪くない。映像もよくできるいる。しかし……、Mark がどう見ても普通のオッサンである。彼を悪くいうつもりは1ミリもないが、全然着飾っておらず、また色気のないただのオッサンである。映像に登場する美女とこのオッサンはどう考えても結びつかない……。
いかがだっただろうか。『嫁がゆるさへん』に匹敵する作品を見つけることはできただろうか。皆さんも「Worst music ever」で検索してみてはどうだろうか。ただし、職場では禁止だぞ。
5位 Chainmale『Freakout』 ビート酔いしそう
4位 バーニョ『オリンポス』 ドラマーが……
https://youtu.be/j3umymqn4mM
3位 Sandu Ciorba『Pe cimpoi』 「オーヨヨヨヨヨヨー」のインパクト