パソコンといえば Apple とマイクロソフトだが、マイクロソフトユーザーがそれほど同社の製品に執着がないように見えるのに対し、Apple ユーザーの忠誠心はスゴいものがある。
そこで、Apple 信者とか Mac 信者とか呼ばれているユーザーの献身度が、どこまでホンモノなのか試した動画「Pretending to Work at the Apple Store」が話題を呼んでいるので紹介したい。 Apple の店員に成りすました仕掛け人が、ライバル社の商品を客に勧めたら一体どうなるのだろうか!?
・Apple の店員になりすましてドッキリを仕掛けたらこうなった!!
Apple の承認を得ずに、勝手に店員に成りすまして他社の製品を客に勧めたのは、YouTube のドッキリ番組『NelkFilmz』の仕掛け人ジェスとニッコ、マルコとカイルの4人だ。まさか、Apple のTシャツを着込んで店内を歩き回る彼らをニセモノだとは思わずに、客の一人がジェスに声をかけた。果たして Mac ユーザーはどんな反応を示すのか、以下に二人の会話をまとめてみた。
客:新しい iPhone が欲しいんですけど。
ジェス:僕なら iPhone じゃなくて、マイクロソフトかサムソンなんかを買いますね。ここで働いているから Apple の製品を売るべきなんでしょうけど、Apple はやめておいたほうがいいですよ。
すると、店員から正直な意見をもらったと真に受けた客は、“ありがとう” と言って店から出て行ってしまった! おそらく彼は、Apple 以外のスマホを探しに行ったに違いない。
・本物の店員に見つかって早々に退散!
次は、カイルが Macbook Air を見ている中年男性に近づき、「何かお手伝いできますか?」と声をかけた。
客: Air のコンセントを差すと、変な音がするんだ。
カイル: Air は最悪ですよ!! 誰にも言わないでくださいね。マイクロソフトのタブレットを試したことはありますか?
客:いいや
カイル:ここだけの話ですが Mac は良くないので、マイクロソフトをお勧めします。ここの従業員ですが、男同士として嘘はつけません。マイクロソフトの店がすぐそこにあるので、そちらへ行ってください。 Air を売ってマイクロソフトですよ!
危うく彼の熱弁を客が鵜呑みにしそうになったところへ、お助けマンのごとく本物の従業員が登場! ホンモノが “お前は誰だ!? 見たことないぞ!” と迫ると、慌てたカイルが「3日も働いてるのに俺を見たことないだって? 辞めてやる!」と退散してしまった。
・すぐに正体がバレて追い出されるハメに
続いてマルコが、iPhone6 を買いたいという女性に接近。他の仕掛け人と同じく Apple の製品をけなし始めると、再び本物の店員が近づき、「彼は従業員ではありませんよ」と女性に警告!
すったもんだの挙句に、マルコがカイルと同じように “辞めてやる!” 宣言すると、ニッコも俺も一緒に行く!! と店を後に。結局のところ客を説得できたのはジェスだけで、それ以外はすぐに正体がバレて追い出されるハメになってしまった。
最終的に完全には説得できなかったものの、案外簡単に騙されてしまう Apple ユーザーは多いようだ。それだけに、筋金入りの Mac 信者と対決する仕掛け人の姿が見れなかったのが、少し残念である。
▼Appleの店員に成りすまして他社の製品を勧めたこうなった!! っていう動画はこちら