jibaku

男性の皆さん、あなたはこれまで、女性を「自爆」させたことがありますか? もしあるのだとしたら、あなたはオトコ失格です。自爆は、自爆する女性側も悪いですが、自爆させる男性側にも問題があるのですよ!

・「自爆」の定義とは?

そもそも「自爆」とは何か、自爆の定義からお話しましょう。自爆は、交際している男女間で起きる末期現象です。男性側の、自分本位な態度に対して、「これ以上は耐えられん! ガマンの限界じゃ!」という思考に陥った女性が、ある日突然何の前触れもなく大爆発するのです。

爆発のスタンスは人それぞれ。彼氏に対して暴言を浴びせたり、言葉だけでは飽き足らず全身を使って大暴れしたり、「このメール(LINE)を最後に、あなたの連絡先を消去します。さようなら」と送りつけたり、FacebookやTwitterなどのSNSに、彼氏の本名は出さずとも、共通の知人が読めば誰のことを書いているのか確実にわかるような文体で恨みつらみを投稿したり……。

いずれにせよ、自ら恋をぶっ壊してしまう行為全般が「自爆」です。

・「自爆」を怖がるオトコ、「自爆」を後悔するオンナ

ほとんどの男性は、カノジョの自爆を怖がります。そして、「自爆するような怖いオンナはもうこりごりでござる」と、女性の前から立ち去る流れです。

一方の女性側は、自爆した直後に、自爆したことを後悔します。後悔したところで後の祭り。「怖いオンナ」というレッテルを貼られてしまったため、もう元には戻れません。愛する彼氏は、「ある日突然カノジョが大爆発を起こし、オシッコちびりそうになった可哀想な俺」と被害者面を決め込んでいるのですから。

・自爆させたのは男の責任

そりゃ、ある日突然大爆発を起こされたらオシッコちびりそうになるでしょう。でもね、そうさせたのは自分だということをお忘れなく。仕事が忙しいことを言い訳に、「オトコには一人になりたい時がある」とニヒルを気取ってLINEやメールを無視したり、デートの約束をドタキャンしたり……。

「彼氏として」以前に、人間としてクソ野郎ですよ。恋人としてお付き合いしているカノジョに対してとる行動ではないのです。

過去に一度でも、女性を自爆させたことがある男性は、オシッコちびったパンツを洗いながら、深く深く反省しましょう。そして、次のカノジョこそは、自爆に追い込まないよう、人間として最低限の敬意を持ってお付き合いに臨んでくださいね。

恋愛コラムニスト: 菊池美佳子 Twitter / ブログ
イラスト:Rocketnews24