人間界で4年に一度オリンピックが行われるように、ワンコ界にも頂点を決める大会が存在する。中でも代表的な大会として有名なのは、アメリカで開催される「ウェストミンスター・ケネルクラブ・ドッグショー」だ。
今年で139回目となった歴史ある大会だが、本選を前に開催された「障害物競走」でハンパない走りを見せたワンコがいたのでお伝えしたい。その様子は、動画「Watch Border Collie, Tex, Win 2015 Masters Agility Championship」で確認できるぞ!
・ボーダーコリーが優勝
世界三大ドッグショーのひとつとして有名なこの大会。それだけに実力派ワンちゃんたちが集うのだが、ボーダーコリーの「テックス」は、さらにひと味違った。早速、その走りを確認してみると……。
・圧巻のジグザグ走行
テックスはスタートからエンジン全開。次々と鮮やかな動きで障害物を突破していく。それだけでも目を奪われてしまうほどだが、必見なのは難所になっている “ジグザグ走行” だ。
通常であれば、ここでタイムロスをするところ。しかし、テックスはスルスルと……そう、まるで忍者のように疾走するのである! これには解説者も「オーマイゴッド!!」と大興奮! 観客からも拍手が巻き起こるほどの走りを、テックスは披露するぞ。
・ぶっちぎりの優勝
その後も安定した走りを見せたテックスは、この競走を30・93秒で走破。それまでの最高記録であった2・26秒も縮め、見事チャンピオンに輝いた。実際に見ればそのスゴさがよくわかるため、素晴らしいフットワークをぜひ動画で確認して欲しい。